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ストレスに強いメンタルを作る方法(1/2)他人軸を自分軸へ


世の中には同じようにストレスを受けていてもへこたれずにいれる人もいれば、ストレスでダウンしてしまいやすい人もいます。

この人たちは何が違うのか?

それは生まれつきのストレスの強さも関係しなくはないんですが、それ以上にストレスに強いメンタルを作っているかどうかなんですよね。

メンタルと言うと抽象的な概念なんですが、ここでいうメンタルは以下のようなものを指しています。

・自分の物事の判断基準
・ものの解釈の仕方
・自分の行動の指針となる信念

これらはどれも後天的に変えていくことができます。

なので今回はストレスに強いメンタルはどうやって作ればいいのかという方法について解説したいと思います。

少しでもストレスを感じる生活をしている方にはお役に立てると思いますのでぜひ最後までお付き合いください。

それでは、いきましょう!

1.自分で自分を評価する、他人軸から自分軸へ

いきなり結論から言うと、ストレスに強いメンタルを作るために重要なのは、自分で自分を評価するということです。

何かをしようとするときに人からどう思われるのかを基準にするのではなくて、自分が良いと思えるかどうかということを基準に考えていく。
それが自分で自分を評価するってことなんですね。

逆を言うと、僕たち人間は自分じゃなくて他人からどう思われるのかを基準に行動していると、どんどんストレスが溜まるようになるんです。

例えば、あなたは「焼肉を食べに行きたい」と思った時、誰も予定が合わなかったら一人で焼肉屋に入ることはできますか?

ディズニーランドが好きで「久しぶりに行きたい!」と思った時、一人でディズニーランドに入ることはできますか?

たぶん、どっちも「平気で行けます!」っていう人は少ないんじゃないかなと思うんですよね(ちなみに、僕は一人焼肉は何度も行ってますが、一人ディズニーはまだチャレンジできてません…)。

どうしても「一人で焼肉屋に来てるなんて寂しい人なんじゃないの?」と思われたりとか、他のお客さんから「あの人、一人でディズニーランドに来るなんて友達いないんだなw」って思われるのが恥ずかしくなりますよね。

だから焼肉屋もディズニーランドにも一人で行けない。

それだけならまだしも、行きたい所に行けないからストレスになるし、他人の目ばかり気にする自分に自己嫌悪してしまう。それがさらにストレスを生み出すことにもなるんですよね。

こういうことってすごく多いですよね。本当は派手な色の服を着てみたいのに「あの人、年甲斐がないなー」とかって思われるんじゃないかって不安になっちゃうと、つい無難な服を選んじゃうとか。

みんなの前でプレゼンする機会があっても「あの人緊張してるw」って思われるんじゃないかって余計に緊張しちゃうとか。

とにかく人目を気にすると、自分が本当にやりたいことってできなくなってくる。

それって自分軸で生きられてないから、自分らしく生きられなくなるってことなんですよね。これはストレスがたまるし辛いことです。

だから他人からどう思われるのかではなくて、自分で自分を評価するということが大事なわけです。

2.評価基準は自分が「これでいいんだ」と思えるかどうか

自分で自分を評価するためには、何かの評価基準に沿って自分に評価をしていくことになりますよね。

そして、その評価基準というのは『自分が「これでいいんだ!」と思えるかどうか』という評価基準にすればいいんです。

僕は誰かに大きな迷惑をかけたり法律に触れるようなことでないとしたら、たとえ誰にどう思われようと何も気にせずやったらいいと思うんですよね。

たとえば、僕はYouTubeをやってるんですけど、最初の頃は他の心理カウンセラーから「あの人はカウンセラーなのにYouTubeばっかりやってるよ」「あんな動画は役に立たない!」と思われるんじゃないかって気にしてたことがありました。

だからなんとなく知り合いのカウンセラーにはYouTubeをやってるってことは言えなかったんですよね。

でもよくよく考えてみると、「別に悪いことしてるわけじゃないのに、どうして他のカウンセラーからの評価を気にしなきゃいけないんだろう?」って思ったんですよね。

僕が何をやってようと他の心理カウンセラーには関係ないじゃないですか。

僕の動画はいつも視聴者さんの役に立つことを中心に考えてるから、少なくとも心理カウンセラーそのものの評判を落とすような内容にはなってないってことは自信をもって言えます。

だったら別に堂々とやればいいし「たとえ他のカウンセラーから批判されることはあったとしても、別に気にしなくていいや」と思えたんですよね。

そう思ってもしばらくは気にするときもあったんですけど、2ヶ月、3ヶ月って続けていくうちにどんどん気にならなくなったんですよね。

「自分がいいんだから、それでいい!」と思えれば、色んなことができるようになります。

一人焼肉だって、「自分が美味しく食べたいんだから、それでいい!」と思えたらすんなり入ることができます。

派手な服だって「自分が着たい!」と思うんだから、好きなように着ればいいんです。

「自分がそうしたいと思ったから」とか「自分がいいと思ったから」という基準で自分で自分を評価していくと、他人の目が気にならなくなってストレスに強いメンタルができていくと思います。

とはいえ、自分軸が大事だとはいっても、実際にやってみると「どうしても人目が気になっちゃうからやりたいことできないんだよね」とか「人目を気にしてしまう自分がダメだ」ってネガティブな評価をして余計に落ち込む人もいるんじゃないかなと思います。

僕たち人間にとって人目を気にするというのは本能です。なのでどうしても抗うのが難しいところがあるのは事実です。

それが難しくなる原因は自分の「恥ずかしい」という感情との付き合い方というところがポイントになるんですよね。

なので、次回はもう一歩踏み込んで「恥ずかしい」という感情との上手な付き合い方について解説します。

ここまで理解しておくと、本当に他人軸から自分軸になれてストレスに強いメンタルが作られるので、是非そちらも楽しみに待っていてください!

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