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どうしても題名が思い出せない本の話

幼い頃から読書がすきです。
学生時代は、学校の図書室や市立の図書館に入り浸っていました。

読書に関する記憶力は良いほうで、一度図書館で借りただけの本であっても「この本は○年ぐらい前に読んだなぁ」と覚えているほど。
ですが、もう一度読みたいと思うのに作者名と題名がどうしても思い出せず、ずっと探している本が一冊だけあります。

15年前ぐらいに図書館で借りて読んだ本で、
・短編集
・作者は多分女性
・単行本でページ数は多くない
・明治、大正の作家及びその作家と縁の深い土地(地名)をモチーフにした幻想的な話
・乱歩、泉鏡花、樋口一葉などが登場したような…

といった断片的な情報しか覚えていません。
あらすじもすっかり忘れているのですが、ただ、読んでいる間に頭の中でイメージしていた映像がとても美しかった、という不思議な印象が強く残っています。

いつかどこかの古書店で偶然出会えると良いな、なんて
楽しみにしているのです。


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