【140字小説】少年 1 徒然なる相想草@ルリニコク 2024年3月13日 23:04 少年は座って川を見る。美しい陽が映るわけでもなく活きよい魚が跳ねるわけでもない。ただ流れだけを見つめる。対岸からは火薬の羽根が飛び立つ。まもなく背中でビルが弾け炎が舞った。それでも少年は川を見続ける。まるで自分が愛したものを守っているかのように。/ルリニコクみみみ▲ルリニコクHPへはこちら▲ ダウンロード copy #小説 #詩 #ショートショート #140字小説 #ルリニコク 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート