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【140字小説】嘲笑

声が聞こえる。
きっと私には関係がない。
ただの言語。音韻。

私を笑っている。
不快。でもきっと、意味はない。
ただの思い過ごし。誤解。

水面。
ここは遥か遠くの塩湖とは
比べものにならないくらい汚い。
狭い、みじめな池。

映った私は何か言いながら、
笑っている。

/ルリニコクみみみ



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