【140字小説】おさかな地獄 1 徒然なる相想草@ルリニコク 2024年3月13日 22:28 生臭い。表情もないまま群れてただ時を生く。銀色に光るは見栄を張りし安物のスパンコール。腹の減る香りがすれば一斉に集まって消化する。糞を身体につけたままビルの隅から隅を移動する。地の果てまでも生臭い。魚。魚。魚。そこのお前と、お前と、私に似てる。/ルリニコクみみみ▲ルリニコクHPへはこちら▲ ダウンロード copy #小説 #詩 #ショートショート #140字小説 #ルリニコク 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート