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島根県益田市 ライフキャリアを体現できる町を支える中間支援組織の聞き取り

7月11日~13日で島根県益田市へいってきました!先月につづき2回目の調査です。

東京羽田から益田市内の萩・石見空港へ降り立つ飛行機は1日2便。10日の夜便で私たちは益田へ向かったのですが・・・

山陰方面に近づくほどガタガタと揺れが激しくなる機体、窓からみえる積乱雲とバチバチ音を立てて打ちつける雨、不意にひゅんっと内蔵が浮き上がる・・・

嫌な予感がしました。

機長から気まずそうなアナウンスが流れてきます。萩・石見空港上空に雷雲が発生しているので、米子上空で待機して、雷雲が流れたら着陸を試みますとのこと。

ここは意地でも着陸する努力をみせたいANA。さあ、下界がみえてきた、いけるのか、お、車輪が出たぞ、これはいけるのでは、がんばれっ、と揺れに耐えながら必死に祈っていたのですが、ぐいーんと体に感じるG、おっとー、これはのぼってる、空へと戻されていく我々。

機内もあちこちから小さなため息がきこえました。自然相手ではしょうがないです。こうして翌日の朝便で益田へ向かうこととなりました。


さて、日が変わり、無事に益田市へ降り立つことができました。

今回の調査は2本立てでした。
➀中間支援組織ユタラボのサードプレイス運営者と利用者へのヒアリング調査
➁地域自治組織と公民館の関係を検討するための基礎調査

ここでは➀の様子を簡単に振り返ります。


益田市では「ひとづくり」を柱に持続可能な地域づくりをすすめています。詳しい経緯はこちら↓


「ひとづくり」において大切にされているのが「ライフキャリア」という考え方です。

ライフキャリアとは?
家庭・仕事・趣味・伝統芸能・地域活動の時間といった「暮らしの多様性」と、 それらの時間の中で「何を大切にしたいか」、「何をやりがいに感じるか」といった、自分なりの「幸せのものさし」を元に、豊かな暮らしをデザインしていくことが、「ライフキャリア」という考え方です。

ユタラボHPより

地域内の子ども・大人、地域外の若者の「ライフキャリア」を体現するサポートをしているのが、中間支援組織である一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー(通称ユタラボ)です。

今回の調査では、サードプレイスとして週に3回ほど開放しているユタラボさんのオフィスにおじゃまして、サードプレイスを運営されている方、サードプレイスを利用している高校生・若手社会人の方などにヒアリングをさせていただきました。

ユタラボさんのオフィス兼サードプレイス
倉庫だったところをみんなでDIYしたそう
地域の情報をみつけたり、本を読んだり、あそんだりできるスペース
勉強に集中するためのスペース


海あり山ありの益田市は食の豊かさも魅力です。調査の合間でいただくご飯がおいしすぎました!

日本一の居酒屋とも紹介されたというお店でランチ
トビウオの唐揚げに小鉢もたくさん!絶品でした!
新鮮なジビエをいただけるお店で夜ご飯
ほんとうに猪なのか!?と疑ってしまうほど臭みがなく本当においしかったです!


期せずして4時間の空の旅からはじまった調査でしたが、ユタラボさんのサポートのおかげで大きな支障もなく無事に調査を終えることができました。ありがとうございました。

後半へつづく。

新里

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