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台湾旅行記【1日目】

朝3:30という驚愕の時間に起床し、寝ぼけながら用意をした。彼も起きて駅まで車で送ってくれると言うのでありがたくお願いし、始発の電車に乗り込む。梅田から関空へはバスを利用。旅行同行者のKちゃんは梅田までの電車が動いておらずタクシーを使い、かなり早めに到着していた。すでにかなりの人数がいるバスの行列に並ぶKちゃんを見つけ合流。バスでうとうとしながら関空に到着すると台湾行きと韓国行きの人々が列をなしていて、みんなこんなに朝早くから動けてすごいなと自分を棚に上げて感心する。久々の海外旅行なので、パスポートと予約番号のみでチェックインできることに感動。昔はEチケットでも何かしら印刷してバーコードを握りしめていた気がする。飛行機は向かい風の影響で20分ほど到着が遅れたものの想定内ぐらいの時間に台湾到着。

空港からはバスでホテルまで送ってくれるが、他のツアー客を待つ時間や他のホテルに寄っている時間がもったいなかった。やっと自分たちのホテルで降ろしてもらい荷物を預けたらもう13時。急いで昼食を食べに行く。朝、持っていた菓子パンを飛行機の待ち時間にKちゃんと半分こした後から何も食べてなかったのでもうお腹はペコペコ。

台湾第一回目の食事に選んだ「梁記嘉義鶏肉飯」は、店名のとおり鶏肉飯が看板メニューのお店。普通量のご飯茶碗に入ったご飯に蒸し鶏?茹で鶏?がほぐして乗せられ何らかの美味しいタレがかかっている丼、好きに選ぶおかず3品、半熟目玉焼きが付いた定食を食べた。

これで120元(600円ぐらい)

お腹が空いていたせいもあるのかめっちゃくちゃ美味しかった。鶏肉飯は見た目より味が濃くなく、醤油っぽいけど独特の風味の味付けでもりもりと食べられる。おかずもけっこうな量があったのにペロリ。Kちゃんは小柄だし普段私よりは小食なので心配していたけど、「めっちゃ美味しい。明日もここでも全然良い。」と言うほど気に入って完食していた。量も野菜のバランスも女性にはぴったりだと思うけど男性には少し足りないみたいで、後で入店した近所のおじさんっぽい人は鶏肉飯を2杯頼んでいた。

ちなみに飲み物は持ち込みOKのお店が多い。私たちは遊々カードというチャージ式のICカードをファミマで買ったときにお茶も買った。台湾ファミマオリジナルの烏龍茶はペットボトルにお茶の葉が直接入っていて、日本で飲む烏龍茶とは別物で香りも良く大変美味しい。日本でも売ってほしい。

大満足した後は電車で西門駅へ移動。タピオカドリンクを1つ買ってシェアしながら、「本場のタピオカは粒が大きくないのか~しかし量が多いな」などと話しながらうろうろ。西門紅楼というレトロな建物内に入っている雑貨屋さんでは二人で「可愛い」しか語彙がなくなり刺繍ワッペンなどを早速購入。その後は普段行列ができているというドーナツ屋さんが全く並んでいなかったので、また二人でシェアして食べながら歩く。外側がサクサク、中はふわふわで軽くて美味しい。

秋ぐらいのちょうど良い気温の中、日本と似ているようで全然違う建物などを楽しく見ながら今日の一つ目の目的だったHealing Harborというお店に到着。漢方を基にしたオリジナルティーをカスタマイズして作ってもらえるという口コミを見ていったのだけど予約が必要だったらしく、お店のブレンドティーを飲むことに。私は少し歩き疲れが出てきていたので「元気百倍茶」というものにした。味は薬草っぽくて効きそうな感じ。自分用に鼻炎に効くというブレンドティーを買って帰った。お店の若い人は日本語が上手だった。

その後は龍山寺へ。もっと広いのかと思っていたけど意外とこじんまりとしていた。見様見真似でお参りをしてお寺を後にする。

お寺を出てもまだ夕方ぐらいで思ったよりも早いペースで予定をこなしていた。ゆっくりと夜市へ向かおうと歩いているとマッサージ店が。この時点で1万歩以上歩きちょうど足が疲れていたのでささっとグーグルマップの口コミを確認して大丈夫そうと判断し入店した。足マッサージを選択したけど少し肩回りもマッサージしてくれて至福。足はたまに痛い部分もあったが基本は「痛気持ちいい」という状態でゴリゴリと入念にマッサージしてくれた。

その後、軽くなった足で向かったのはフード屋台がメインの「寧夏夜市」。早めの時間だから空いているかと思っていたけどすごい人混みだった。活気あふれる市場を眺めながら恐らく有名な魯肉飯の屋台へ並び、魯肉飯と鶏肉飯、青菜炒めを注文した。鶏肉飯はお昼の店より少し味が濃いめ。お酒と一緒に食べるならこっちの方が合うのかも。魯肉飯も八角が効いていて美味しかった。青菜は空心菜かな?シンプルにニンニクと炒められていてこちらも最高。

膨れたお腹を揺らしながら、ふいに訪れる臭豆腐の匂いにダメージを受けながら、さつまいも味の丸いドーナツを買い食い。市場を抜けると行きたかった豆花のお店が見えた。お腹は満腹と訴えかけてきているものの、食べてみたい欲が勝ち、一人一つずつ注文した。すごく量が多くてもうお腹は悲鳴を上げている。あっさりとした甘みで美味しかったけど、少し残してしまった。

時間はまだ9時前だったけど無理せず早く寝ようとホテルへ帰った。ものすごく眠かったのにいざ寝ようとすると眠れないし、漢方のお茶を飲んだためか何回もトイレに行きたくなりあまり眠れなかった。寝不足は嫌だななどと思っていると余計に眠れない。隣でKちゃんはスヤスヤと寝息を立てていた。

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