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「Dr.チョコレート(第6話)」「め組」の仲間がわかってきて、新聞記者が味方になってどこに辿り着くのか?

このドラマ、毎週、白山乃愛をサポートするメンバーの一人一人に灯りを当てていくやり方が取られているが、今回は古川雄大。ボランティアをやりながら、ホームレスになった兄を探しているという設定。それが、あまりドラマ内の事件に関係してるわけではないが、ドラマの装飾にはそれなりに有効ということだろう。次週の予告をみると、次は葵わかなのようだが、彼女自身が「め組」と関係するのですかね、ここまでもう一つ目立つこと少ない役ですからね、どう展開するか?

ドラマは実質、坂口健太郎と西野七瀬が「め組」を追う形になってきていますが、その前に西野は白山がDr.チョコレートであることを確認するために、坂口に盗聴器付きのGPSをつける。そして、坂口は「め組」と関係あると思われる俳優を追うが、その彼が彼女で女優の女と一緒に事故に遭うという流れ。坂口はその場に白山たちを呼んで道路で緊急手術するという無謀な話。そして、坂口に一人のオペを託す白山だったが、坂口は、過去のトラウマがあるようで手術ができないという。そこで、白山は別プランで両方の患者を助けるという技に。

しかし、オペをやるのと同時に救急車を呼んで、処置した患者を道端に残して去るわけだが、どう考えても足がつく感じがするのだが、いかがなものか?そういう甘さはドラマ全体にあるが、元々、子供が手術するという無理な話なのであまり考える必要もないということなのかもしれない。考えれば、確かに頭の中でシミュレーションしたという理屈はわかるが、外科医というのは経験値の比重が大きく、多くの手術は子供の小さい手では無理な話だと思う。確かに最新鋭のロボットを動かすようなものならありうるとは思うけどね。その辺りは、今更だし、このドラマにはあまり関係ない話で済ませばいいのであろう。

ある意味、この辺りで「め組」が何をやりたい団体なのかをもう少しちゃんと見せて行った方が面白いと思うのだが、その辺りを葵わかなを入れ込んでやっていくのでしょうかね。

そして、ギブ&テイクとか言いながらも、西野が坂口に恋してしまったようで、この二人、なかなか画になるので、この後、格好良く描いていただきたいですよね。結果的には、白山の両親が殺された真相がわかって、白山が手術をやっていたということは闇の中に消えるような最後になる気はしますが、恋物語はどうまとめるのか?

どちらにしても、ここからクライマックスをうまくまとめれば、結構面白いドラマだったと言われそうな気はします。ただ、警察の描き方が今ひとつちゃちなんですよね。こんなのなら描かなくてもいいくらいな気がするんですが、石川恋は「め組」の人なので、そこが必要なのでしょうね。

今週も、チョコレートは美味しそうでした!

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