「忍者に結婚は難しい(第3話)」フェス会場での忍者のやり取りは面白いが、もう少しスリリングさが欲しい
もはや、離婚決定のような状態の中で、鈴木は家族同伴で、フェイク爆弾で甲賀を惹きつけるフェスに出席しなければいけなくなる。その頃、菜々緒は誘き出される方で、フェスに参加する方法を考えていたので、これはラッキーと敵同士とは知らずにフェスに参加するという話。三回目はこの顛末で終わる。まあ、わかりやすいし、外でのドラマ、アクションも含めそれなりに楽しかった。
で、この情報を前回菜々緒に教えたのが遠藤憲一だったが、今回は続く情報をデリバリーしてきたのが板垣李光人だったが、甲賀側はこういうゲストが毎回一人づつ出てくるのか?贅沢なのだが、・・まあ、面白いからいいか?
そして、ドラマの流れはまず、フェイクのはずの爆弾を伊賀が本当に取り付けていたということがあり、フェイクとは思わなかった菜々緒が前日にその爆弾の線を切っていたという流れ。そんな中で、菜々緒も鈴木もなんとか相手側の忍者を捕まえようと必死になる。その後にもう一個爆弾があるということがわかって、伊賀は政治家に怪我がないようにするし、甲賀は爆弾を探す。という中で、空の上で爆発する爆弾。それを追っていた菜々緒を助ける鈴木。そのタイミングの良さは何?と菜々緒が思う。こんな感じのことが、これから毎回起こるということなのだろうか?
その前には、木に登っていた勝地涼の娘が落ちたのを助けるために瞬足で木の下に走っていく菜々緒がいた。これも、皆が何?というところで面白かったが、もう少し、超人に見えるCG使っても良かったのでは?そう、忍者ものなのに、このドラマ予算もあるのだろうが、VFXをほぼ使っていない。それなら、アクションで見せろと言いたいのだが、ここまでそれもあまりなし。
今回は爆弾を確保し、宙に投げた、菜々緒の妹の山本舞香がひらりと宙を飛ぶところがあったが、そう、こういうのをいっぱい見せて欲しいのですよ。大体、このフェス会場に伊賀も甲賀もいるんだから、もっと忍者合戦的なシーンが欲しかった気はする。それは、お互いに正体がバレてからか?
しかし、菜々緒と山本舞香が姉妹なのは少し無理がある。異母姉妹という考え方はあるが、お父さんが古田新太ですものね。考えれば、古田がお父さんで、娘が彼に似ていた試しはない気がしますけどね。
ということで、この回では、お互いに少しおかしいと考えたものの、忍者としての正体はバレなくて終了。ここから、どう面白く正体がバレるところまで持っていくかというところですね。そう考えると、離婚届を書いてる場合ではないということ・・。設定が面白いので、どうそれを動かしていくかはまだまだ興味あるところです。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?