見出し画像

「シガテラ(第10話)」二股男とモヤモヤと一緒にお風呂と拳銃のお話

まずは今までのダイジェストから入り、「シガテラ」の説明も入る。何が毒なのか、いまだによくわからない俺。ここから最終章という感じなのか?最初に、先週のいい男と会うところから。その日から、醍醐虎汰朗は「モヤモヤ」が感じられて止まらない。これを吹き出しつけた黒子を置いて説明するのは、なかなかいいアイデアである。だいたい、前後の脈略があまりなく、ドラマが前に進んでいくのは、原作が漫画だからだろう。連載漫画ならではの変な間というものがある。だから、何をやっても驚かない。

そして、モヤモヤのままに、関水の親友の三浦里奈に、この間あった彼氏のことを聞き出す。予想通りに彼は関水の元彼だった。そして、彼が二股男で別れたらしい。でも、自分の前に、そんな男とやってたんだと思うとモヤモヤは消えない。男は変な動物で、そういう過去を知ってモヤモヤする。そのモヤモヤがあるうちが少年なのかも知れない。

そして、関水の家に、お土産の入浴剤を持っていく。関水は、醍醐のモヤモヤを知って、自分が本気で醍醐を好きなことを告白し、ゆくゆくは○婚みたいな話をする。まあ、一緒にお風呂に入ればモヤモヤも消えていくというものだ。今回はお風呂シーンなかったが、ダイジェストの中では、関水の全裸シーンありましたね。関水渚はさせ子なのだろうか?私はモヤモヤのままだ。少年ではないけど。

そして、話は最終章に向かう流れ。長谷川慎の彼女である、吉原怜那が醍醐と話したいという。童貞を奪われた相手から逃げたがる醍醐だが、無事捕まってファミレスに。長谷川に別れようと言われ、そんな中で彼が拳銃を持ってるのを見つけてしまったという。昨今は、そこで写真が出てくる。まあ、ヤバいものはこうなるから、すぐに足がつく。本当に面倒臭い。こういうの見ると、皆がスマホを持ってる「仁義なき戦い」みたいなのを見たくなってきた。

そして、吉原は、その拳銃を貯水地に捨てたといい、醍醐が帰ろうとしたところに長谷川登場。当たり前のようにその拳銃の話に。そして、貯水地に探しにいくといい出す。もちろんのこと醍醐は巻き込まれるという流れ。

結果的にシガテラ毒は、長谷川なのだろう。そして、その毒を盛られた醍醐がその中毒から逃れられるか?というところ。とはいえ、長谷川も毒に感染して耳を失くしたようなものだから、このドラマ全体が毒に盛られているというのがこのタイトルの意味なのだろうとは思う。

次週の予告には関水が出てきていない。長谷川の話と関水の話がリンクしてこないから、ドラマ全体が今ひとつ散漫に見えるというのはある。私がそんなドラマを最後まで見させられるのは、関水渚がこの役をやっていいと思った毒が抜けるのかどうか見るためである。

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?