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「CODE~願いの代償~」スマホアプリを使った犯罪網に刑事が巻き込まれてという展開は興味深い

曜日と時間の違いこそあれ、坂口健太郎が2クール連続、日テレのドラマ主演ということで記事にはなっていたが、観る方のしたらそんなのはどうでもいいこと。面白いものを見せてくれさえすれば問題ない。前作「Dr.チョコレート」は闇医者。今回はかなりアウトローな刑事。飄々として、真面目な青年も似合う坂口だが、こういう少し外れた役をあてがわれることが多くなってきた感じがする。昨年の映画「ヘルドッグ」もそんな彼がうまく嵌め込まれていた。

とはいえ、前作は近くに子供がいる役でそんなに羽目を外す役ではなかったのに対し、今回は本当の刑事なのに、自分で自ら変なスマホアプリの会員になって、自分の彼女(臼田あさ美)を殺した犯人を追うという話。多分、ここから、このアプリ「CODE」が世の中を勝手に動かすのに彼が対抗していくというストーリーなのだろう。初回は結構面白かった。

だが、その「CODE」を先に追っているのは、フリーの貴社の染谷将太と、ハッカー専門らしい堀田真由。二人とも風間公親の訓等を受けた2人である。こういうクール跨ぎの繋がりって、結構気になりますよね。まあ、二人とも、風間先生がいないので演技しやすそうな感じはする。初回は、この二人が坂口を呼び出して終わり。まだ、事件の概観もよく見えてはきていないが、なんか、闇の組織が絡んでるのは確かで、それがどんな正義なのかもよくわからない。

初回でCODEを使って、最後は人殺しを指示され、結果的にできなくて本人が殺されてしまう役は、宮世琉弥。最初にミッションは中に麻薬が入ってるとは知らずに、アタッシュケースをすり替える。そして、最初のこのミッションで大金を手にして、恋人とフランス旅行だ、宝石買ってやるという流れは、このアプリの威力をうまく表現している。その後で再度ミッションを仕掛けられれば、やるしかないだろう。ある意味、麻薬のようなアプリなわけである。考えれば、こういうものが世の中に存在しないとは言えない昨今である。人殺しまではさせないまでも、詐欺に加担させるようなものはかいをあるように感じる。今は、人が実際にやってるわけだが、こういうシズテムをAIが動かすようになると、まあ、何が起こるか予想もできないのが現実だろう。

そして、そういうのを見せておいて、坂口もCODEのアプリを入れて、恋人の真相を追いかけるというスリリングさはなかなか面白い。しかし、エレベーターを急降下させて殺人するということは実際に可能なのだろうか?これも、AIが狂ったことをやったらそうなるとか?現代は、今まで考えられなかった事故や犯罪が出てくる可能性があり、その当たりこれからのコンテンツ作りの腕の見せ所ではあったりもする。とにかく、このドラマ、結構面白そうではある!


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