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「インフォーマ(第6話)」横浜流星の生と死。そして、とてつもない敵であるという認識

ラスト、トドメの一発は撃たず。ということで、桐谷健太は生き延びたようだが、一気に自信を無くさせるという構図なのだろう。そんな生き死にの間に、5年前のポンコツ1号の死について語られる今回。しかし、横浜流星、この一回のためだけのための出演だったようですね。なかなか贅沢。ある意味、この役、芝居自体よりもアクションのキレが見せ所、なかなか画にはなっていた。

今回は、横浜が街で喧嘩してるところから、そして、呼び出されて焼肉屋。そこで、桐谷がINFOMAを名乗ることを宣言。その話だけでは、彼の脳裏はよくわからないが、桐谷にゾッコンのような横浜は、有無を言わずについていく。その時には、もう、北香那のお腹には赤ん坊がいたという設定。切ない話だ。

そこで、桐谷が追い詰めた乱交パーティーの会場、玄関の向こうにすぐプールがあるって、こんな物件、そうはないだろう?どこだ!ある意味、ハリウッド映画に出てきそうなお屋敷だが、そんなところで小便くさい未成年と交わろうとするのが日本的とも言える。日本は、変態を描くのが好きである。

そこに、森田剛の取り巻きが現れ、桐谷の邪魔をするという流れ。桐谷は、ここでも足を撃たれすぐには、立てなくなっている。そして、玄関口の広間にいた横浜は、一ノ瀬ワタルとバトルをするが、全く歯が立たず、逃げた森田たちを桐谷に許可なく追いかける。

なかなか、最近ではなかった、70~80年代みたいな横浜の朽ち方がおじさん世代には刺さるものがあった。森田のバックにどれくらいヤバいものがあるのか、石橋蓮司がどのくらいやばい人なのか、いまだによくはわからないが、この横浜の死によって、今回は、桐谷が最大の注意を払って追い詰めたはずだったのはよくわかった。でも、彼らが上だったというのは、前回の結果で明白。

その中で、これから後半、どのように対抗していくのか?多分、ここからポンコツ2号の奇跡的な何かがあるのかもしれないが、もはや、ここまで桐谷が傷つけられた後で何ができるのだろうか?MEGUMIも最初からこの案件の内容を知っていて、佐野をあてがったわけで、流石にたじろぐ感じにはなるだろう。ある意味、完全にゲームセットに見えるところから、どう森田剛たちを再度引き摺り出して、勝利を得るのか(いや、ネタを掴むのか?)というところではある。

ここまでで中盤終わり。先が全く読めない感じは面白いが、少し石橋の正体のヒントは欲しかったかな?

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