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「Destiny(第4話)」田中みな実の死因は分かったが、それからがカオスの始まりのようだ。

椎名林檎の主題歌は、何故にこの歌なのかはよく理解できない。ただ、カオスを感じるからこれでいいのかもしれない。過去の事件を振り返り、そこにカオスを感じ始めたら、自分の宿命的なものを感じたりするのだろうか?このドラマはそういうドラマのようだ。そして、現在の人間関係も複雑系に入っていく感じで、それなりに面白くはなってきた。

だが、今回は20年前の田中みな実の死因が開示される1時間だった。そう言う意味では、また歳の行った大学生に付き合わされたわけだが、やはり宮澤エマは大学生には見えない。他も見えないのだが、石原や田中は童顔な分、なんとか持っている。というか、何故にこの二人の友人役に宮澤だったのか?ここでも、ドラマと同じに政界の圧力か?な、わけないがw

そして、その宮澤が冤罪を調べる中で石原の父の事件のことを知り、亀梨の父の仲村トオルが、その時の弁護士だったことも知る。そして、それを田中みな実に話したことが、田中の死につながる発端であった。田中は亀梨のことが好きで、この話を亀梨にして、石原とは絶対にうまくいかないと、ジャラシー丸出しで車を走らせていた。もはや、亀梨と心中する気だったと言うことだが、なんか、この辺り子供っぽい話である。そして、止めようとした亀梨だったが事故になり、田中が死んだと言うこと。しかし、亀梨の男の力で運転してる田中を止められなかったとは、ちょっと考えにくい。話に無理があるし、ドラマとしてここで田中を殺す必要があったとは思えませんよね。

そして、どうも仲村トオルはこの時から、かなり黒い弁護士のようだ。その辺りを調べたほうがいいのではないかと思うのだが、特に息子の亀梨だったらそれは結構簡単なのではないかと思うのだが、彼が今、司法を仕事にしていないので、そうもいかないと言うことだよね。その辺、なんでこんな構造にしたのかよくわからない。

で、仲村も少し危機感を持っているのか、最後の方で矢本悠馬に声をかける。なにをしようというのか?石原が自分に不利に動かないように、仲村の方からカマをかける感じなのでしょうか?まあ、汚いやつは最後まで汚いことしかできないと言うのは、日本の政治家の皆さんを見てもよくわかること。司法と立法の癒着的なことは必ずありますよね。日本は三権分立国家であるが、行政が閣議決定とか立法に無断で法律決めてくし、司法に金ばら撒いてるのか知らないが、政治家が税金払わなくても、起訴できない検察があったりする。そんな、今日この頃の中で、こう言うドラマはもっと硬質に作ってほしいですよね。亀梨と石原が勝手に引き合うのは仕方ないが、大事ななのは、石原が巨悪を倒すことだと思いますよ。

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