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「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱(第8話)」父親と母親と、そこから逃れられない息子と

特にドラマが起こるドラマではない。だから、宮本茉由が花火のレシピを盗んでいなくなったということは大きなドラマなのだが、いわゆる命を取られたようなことでなく、高橋一生の花火は高橋にしか作れないという理屈で考えれば、なんとかなるだろうというところ。

しかし、高橋は、少し落ち込んでいるようだ。自分が信用して火薬の配合する場所に宮本を入れたのに、その願いが叶うと、宮本はいなくなる。ということは、スパイではないかということであるから、やはり気分は悪い。そして、友人が、宮本がスーツケースを引いてどこかにいくのを見たという。ということで、本田翼が秋田に行って来ると言い出す。まあ、ウジウジしている高橋の代わりをやってあげる役が本田の役なのですよね。

そして、その間に母親の原田美枝子がやって来る。そして、幽霊の親父がいる横で、父がいるみたいなことを言う。幽霊の橋爪からしたら、向こうが見えなくても、こちらが幸せに暮らす彼女を見られれば良いと言うことだろう。そう、霊は今生の人を驚かすためにいるわけではない、確認するためにいるのだ。だから、霊が憑依するみたいなことはないと思う。というか、あたっとしても、相手を困らせるためにそれをすることはない。だから、霊が取り憑いたみたいなことを言う人は、まあ嘘のビジネスでやってるだけですよね。

浮遊する霊も波動であり、生きてる人の魂も波動である。だから、同じ波動が引かれ合うだけのこと。まあ、霊のせいで心乱れるのは、あなたの波動が乱れるところにいるから。そして、その波動を変えることは本人にしかできない。

そう、ドラマとしては、競技会に向けて良い花火を作ることに波動を変えれば、良いものができると言うこと。宮本が盗んだレシピでどんな花火が上がるかは予想がつくし、それを上回る花火を作るために、本田翼がアシストしてあげると言うことだろう。良い意味で、本田は高橋の波動変換装置なのだと思う。

そして、美しい心を持てば美しい花火が上がると言うことでしょ!

で、橋爪功が戻ってきた意味ってなんなのでしょうね。私的には、高橋の尻を叩きにきただけのように感じますが。まあ、ご先祖様は、いつも皆さんの傍にいるのですよ。そして守ってくれている。まあ、よくないことが起こるのは、全て注意信号だから、素直に受け取って、心変えれば良いのです。変な霊媒師みたいのに騙されないようにしましょうね。

なんか、ドラマの話から脱線してるけど、このドラマ、そういうドラマだと思う私です。

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