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「ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~(第5話)」外国人労働者の住民税問題は闇が深そうですよね・・。

このドラマで、ある意味、視聴者たちが考えるような公務員は石田ひかりですよね。成績優先。税金を取ればそれで良いというタイプ。一般的な公務員の仕事の仕方はそういうイメージなわけですよ。だから、この山田杏奈や菊池風磨がやってることに対して違和感があるわけです。そう、前から言っていることだが、滞納者の生活やプライベートに立ち入りすぎている感じがする。そして、こんな感じで滞納者のアフターケアまでするような納税課の公務員、本当にいるのでしょうか?いうならば人権公務員。そこのところが、初回からずーっと気になっていたりする。

そして、今回の滞納者は外国人労働者。住民税滞納で封筒がいっぱいきているが読めないといい、そして、住民税は雇い主とは天引きの契約になっていると言ったりする。まあ、日本語がちゃんと話せなかったら仕方ないこともあるが、地域によっては督促状などが外国語表記があるところもあるという話に、結果的に外国人が日本の中で労働者として中途半端な扱いをされてることは確かだろう。島国日本では、まだまだ難民などを安心して受け入れられるような状況ではない。だが、東京の街を歩いてると、明らかに違う国の顔をした高校生が多くみられるような時代だ。スポーツ選手もそういう人が増えてきてますしね。もっと、真剣に皆で考えていく必要があるだろう。そんなこと、今更言っても遅いという方もいるかもしれないが、日本の過半数を超えるような高齢者は、今のこの日本の状況についていけないのですよ。

で、今回、ベトナムから来た労働者の役をやっていたのは、朝ドラ「舞い上がれ!」で優れたエンジニア役をやっていた葵揚。彼は両親とも台湾出身の役者さんだが、日本で育った人。今回のようにカタコトに日本語を話す方が難しいのだろうが、なかなかうまく演じていた。その雇い主の大島さと子さん、久々に見ましたが、歳あまり感じさせないですね。

話は、同じベトナムから来た介護士の女の子が、会社と住民税の天引き契約をしていたが、やはり滞納者にされ、調べたら会社がその金を別にして使っていたということから、大島もそうなのではと疑われる。そして、納税課みんなで農場のお手伝いをするという流れだが、こんな納税課は、日本中探してもないだろう。本当に、ドラマとして正義を見せるのはいいのだが、無理がありすぎる。まあ、そこで、葵が住民税を払わずに大島に返していたということがわかる。なかなかいい話なのですが、これを公務員として見つけるという流れがなんか違和感があるのですよね。まあ、私の公務員に対する偏見かもしれませんが、本当はどうなの?というところが知りたいところです。

どちらにしても、山田杏奈や菊池風磨みたいな人たちはあまりいないと思うのですけどね・・。



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