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「シガテラ(第5話)」スプラッタムービー的になってきた展開と初体験と・・。

まず、男女が笑顔で薬局にコンドームを買いに行くシーンっていうのは、初めて見たかもしれない。昔のピンク映画で童貞がそれを買いに行くときはだいたい自販機が定番だったものね。関水渚は、歴史に残るシーンを撮られた女優となったのかもしれない。しかし、そんな笑顔でやる気満々だったのに、家に帰ると、弟が、野球がコールド負けだったみたいで帰ってきていて、また初体験を逃す醍醐虎汰朗。

そんな柔い話は冒頭だけだった今回。丈太郎が一緒に組んで猫殺しをやったおっさんが、いじめられてた長谷川慎を狙ってるという話を醍醐にする。醍醐は長谷川に伝えるが、その後すぐに彼はスタンガンで倒されて連れ去られる。

そして、彼がいなくなったと、長谷川の彼女の吉原怜那が醍醐のところに一緒に探してくれと言いにくる。最初は断ろうとするが、流れで手伝うことにしてしまう醍醐。ということで、今回は関水渚の出番がすこぶる少ない。ある意味、醍醐の浮気現場を一緒に見る回であった。

情報源が、丈太郎しかないため、彼が引っ越したという千葉県成東市まで。何故にここなのかはよくわからぬが、私的には、随分と遠くに引っ越したなと思った。そして、この丈太郎を追いかけた二人は彼らに会えないままに2泊をラブホテルを過ごす。そして、2日目の夜、吉原が寝ている醍醐に乗っかってきて、静かなうちに、醍醐の童貞喪失シーンを観ることになる今回。しかし、この醍醐を犯す女である吉原怜那。ダウ90000というコントユニットの一人らしい。その実態がわからぬが、ある意味、この役身体で勝ち取ったの?関水との対比みたいなことを考えるとなかなかの配役。こういうシーン、昔のピンク映画見てるみたいで懐かしかったです。

醍醐がそんな甘い体験をしているうちに、丈太郎の前に危ないおっさんが現れて、長谷川の耳だというものを持ってくる。ここで、切り取られた耳の画が出てくるが、これをアップで写すという事は、そういう傾向のドラマとしてこのドラマがある事なのですよね。醍醐の童貞喪失がテーマのドラマではないのだ。今回のラストで耳を取られて血だらけで監禁されてる長谷川の姿も、かなりマニアックなスプラッタムービー的展開。原作知らずに見ているこっちとしては、この先のドラマの方向がよくわからなくなったりする。

そして、恋愛話は、醍醐に抱きつく吉原という別れのシーンを、関水の友達、三浦理奈に見られて写真を撮られてしまい、次週はその後始末と、今度こそ、関水と結ばれるの?という展開?こういう展開に持っていくには、スマホで写真撮れる現代は単純に脚本繋げるよね。しかし、二つの話がどう繋がっていくの?

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