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「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて(第4話)」高畑充希という男殺し的な女優のうまい使い方?

お店の経営もそれなりに順調の中、今回はワインの仕入れ先をライバルに奪われ、新しいワイン業者を求めて山梨に行く話。

そんな中、最初の方には、コンサルタントの優香と対峙する芝居、そして後半はワイナリーの主人の南野陽子と対峙する芝居。なかなか高畑充希に課せられたミッションは豪華であった。そして、ベテラン二人はちゃんと素敵なままに芝居してみせる。女優さんたちって経験でどんどんいい女になってくんだななんて思ったりしますよね。そういうのが見られるから、お芝居って、映画って、ドラマって素敵な世界です。

そして、最初は脚本のまずさもあったのだろうが、とっ散らかってた高畑の芝居も実に普通によくなってきた。脚本や演出がしっかりしてきたのもあり、本当、面白くなってきましたよ、このドラマ。そして、誰が高畑を好きになって、どういうラブコメとして料理しようとしているのかも興味津々。

今回は、志尊淳との旅館2泊旅。まあ、色っぽいシーンはありませんでしたが、会話の中で、志尊が、高畑にどんどんハマっていっている感じがよくわかり面白かったです。高畑充希って、無防備に男の会話に平気で入れる感じで、どんな男にもなんか可愛がられる感じの雰囲気なんですよね。いうならば「男殺し」。そう、絶対的な美人でない分、近寄りやすいし、それでいてクリッとした目が色っぽく、そして、しゃべくりがなんとなく面白い。まあ、いそうでいないタイプというか、たまに見る気になる女的な感じですよね。

そういう意味で、ラブコメの主人公にはうってつけの感じなんですよね。もう少し歳取った時に、ニール・サイモン的なものをやらしたら凄い似合いそうではあります。ある意味、新しい日本の女優像を作っているのかもしれませんな。

今回は、最後に松田翔太が山梨までやってきましたが、これは志尊と三人のシーンを作って、戦闘開始というところなのでしょうか?志尊と付き合いだした彼女の前には笠松将が現れたので、そういうことなのでしょうね。

今回のワインに隠された秘密の話も、なかなか洒落ていました。南野陽子さん、なかなか良い綺麗なおばさん役が板についてきましたね。この人も、風吹ジュン的な役にあっている感じがします。そういう流れで残っていく候補という感じですな。ある意味、いい感じで歳をとっているということです。

最初に言ってた、チェーン5店舗同時展開という話がありましたが、それは来週以降の騒ぎのネタ?まあ、色々と先には面白くできるネタも色々ありそうなのでドラマ的には期待できるようになりました。まあ、私もいつの間にか高畑充希に落とされてる感じなのですよね。

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