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「パリピ孔明(第5話)」AZALEAとの対決風景をもっと盛り上げて欲しかったかな・・・。

孔明がAZALEAの内情をスパイしにいったところから、10万いいね獲得の対決が始まるまでを一時間に収めてしまったのは少し驚いたが、その分、話がもたもたしなかったのは正解か?

しかし、孔明、スーツ着て相手に潜り込んでも、帽子を被ったままじゃ目立ちすぎるだろ。それだけですぐに追い返されてしまいそうだった。そして、ホワイトボードに消し残された言葉から何を考えたかはよくわからないところ。この辺は次週わかるのか?

その一方で、上白石は八木莉可子と路上ライブを続けるわけだが、八木がベースを持ってきたなら、それとのセッションも見せて欲しいところ。ここにきて、もう一つ音楽シーンが少なくなってくるのは見ている方としては物足りない。

そして、3つ目の巾着つながりで、二人でカフェで語らう形に。そこで、八木が自分の正体がAZALEAのメインボーカルだと告白する。つまりライバル宣言だ。ここで、八木の今に至るまでの話が語られるわけだが、その中でもっとAZAREAの音楽性とか、口パクの話とか、それがウケている現状とかもっと細かく描いてほしかった気はする。そう、今回はそれがあって、彼女が上白石にとって強敵であることをしっかり視聴者に投げて終わりで良かったのではないか?というか、印象的なAZERIAの曲が作られていないような気がするがどうなのだろうか?

それがあって、そこから上白石が「ドリーマー」という曲を完成させていくのが筋だろう。まあ、日程がない中でこの「いいね10万」というプロジェクトが進んでいるのはわかるが、もう一つそこまでの緊迫感が欲しい気がした。

音楽シーンを盛り上げることによって、このドラマは成功するわけで、やはりAZAREAの曲があって、それとは全く違う上白石演じるEIKOの世界ができて最終決戦という形をどう描くかがすごく大事なところですよね。そこをうまく作り上げれば上白石の曲もリアルにヒットするだろうし、そういう空気感を私は求めていたのだが、そこまでは作り込めなかったというところか?

そして、ラストバトルが公園になっているが、これは渋谷のスクランブル交差点で繰り広げられるべき案件だ。まあ、次週にハロウィンを控えてそれを煽るようなことはできないのもあるのかな。ラスト、EIKOがフェイクのAZAREAとして出てくるところの舞台設定はもう一つ弱い気がした。

とはいえ、決戦は次週。この終わり方はいいし、次週の直接バトル、盛り上げていただきたいものだ!

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