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「恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜(第8話)」求められるものは、自由に振る舞えるようにしてもらえる愛?

ラスト、ホームを歩いてる細田佳央太が映し出されて、「まさか」とは思ったがそういう展開だったようだ。そう、白杖の人は黄色いタイルが歩く頼りであり、ホームの仕切りのように貼ってあるタイルはそのためのものだが、普通に彼らが歩いているのを見ても、結構危険な感じがする。普通の人でも押されて危うい時があるもので、そういう意味では、都会の駅にはホームドアが必要だということなのでしょうね。とにかく、ドラマとして死という流れにはしないでほしい。だって、恋が実りそうなところじゃないですか?このドラマ、あくまでも幸せ感の中で希望を持った終わり方をしてほしい。

そして、今回は障がい者に関する話は、信号で間違って歩き出してしまう話。私も車が来ない信号を赤で渡ることはあるが、周囲に障がい者がいたらダメだということですよね。肝に銘じないと。

そんなこんなで、今回は障害とはちょっとそれて、普通の恋愛における嫉妬の話。幼馴染の小関裕太が恋敵として杉野の目の前に現れ、なかなか爽やか攻撃をしてくれるおかげで、杉野が落ち込むという話。とはいえ、これ、杉咲は就職に関して小関を頼っているが、普通に杉野は愛されているわけで、恋に対しての嫉妬よりは、社会的地位への嫉妬なんですよね。まあ、男としては避けて通れないものかと思うが、そこを解決しないとこの話成立しないということでしょう。

クリスマスのイベント風景は楽しそうでしたね。昨今はこういうことができない日々で、なんかこういうイベントができるのが自由だとも感じますよね。ファーストサマーウィカ、脇役ですが、なかなかキャラが立っていていい役ですね。この人がいるから、ヤンキーがそんなに暴走しないという設定でもあるのでしょう。

そう、ずーっと書き続けてますが、このドラマ思いっきり性善説の中で障がい者が語られています。そういうところに違和感を感じる人もいるとは思います。でも、なんか、せちがない世の中だからこそ、世の中が幸せに満ちているんだ!と思わせてくれるようなドラマは重要でしょう。それをテレもなく見事に演じている役者陣がいて、成功しているという感じ。まだまだ、未来が見えないリアルな世の中にあって、こういうドラマで未来に向かっていける気持ちを整えることはとても大事なことだと思います。

12月に入りました。ドラマとしては、後2、3回というところでしょう。クリスマスに向かって、ドラマの恋は最高に煌めきに向かって進みつつあります。今期にドラマの中では、このドラマのクリスマスが一番楽しみではありますね。

あっ、今日のドラマのイベントはクリスマスイベントでしたね?ということは、クリスマスはこれで終わりなのか?まあ、年越しに向かっての恋の結末もありですね。


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