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「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」花火は上げてみないとわからない、恋愛もしてみないとわからない?

前作は1年前に放送され、ここで早くもシーズン2。ということは、そこそこの反響があったわけですかね。ドラマ的には、高橋一生が今ひとつ生きることに勢いがつかずにいるドラマなのですが、まあ、こういう空気感がウケる時代でもあるのでしょう。今ひとつ何者かわからない本田翼が住み込んで応援してくれているのに、このやる気のなさも面白いですよね。

で、シーズン1が終わった後で、花火も解禁、それなりに幸せにしていた姿が出てきてから、雑誌でもイケメン姿やニッカボッカを履いた姿がいいなどと言われ露出したものの、そんな状況に自分がついていけずに、今は引きこもり中。花火工場も閉めたままという、まあ、前作の最初に戻った感じ。

違っているのは、最初から本田翼が存在するということ。その本田は暇なので、他の花火工場で働いている。ドラマの最初でそこで働く本田が出てきたので、これは、社員も増えて、高橋のビジネスは順調なのかと思ったら、その反対だった。まあ、それでないとこのドラマは始まらないということですね。

そして、幽霊の父親の橋爪功も、何故かまた現れる。結局、彼は成仏できていないということか?それよりも、この間の最初の橋爪は、高橋の妄想だったが、今回は最初から幽霊という設定。それがわかるのは、本田が見えるかどうかということだけで、視聴者にとってはわかりにくい。この辺、何か印をつけて欲しいw

そして、本田が、高橋が作る花火は他の人には作れないと噂されている情報を持ってくる。彼の作る花火の紅の発色は独特なのだという。まあ、花火ってその人の火薬配合の塩梅だから、レシピ的なものがなくても、そういうのはあるでしょうね。高橋の体内から出る何かが火薬に何かを起こしてるということも考えられる。そして、そんなことは高橋自身が気がついていなかったことというのが大事なところ。

で、そんなことくらいではドラマは始まらない。ここに、「結婚してください」という謎の女、宮本茉由が訪ねてくる。この間まで、新空港占拠していた彼女ね。そう、こういう山奥にテロリストが逃げてきてもおかしくはない。そして、火薬がいっぱいあるということは、次のテロのために爆弾を作る算段では?いやいや、日本で花火師がテロリストになった過去はないでしょうね?多分?

そんなことはどうでもよく、この山奥に知らない綺麗なお嬢さんがやってきて、「結婚してください」の意味合いがよくわからないところがドラマの初動としてはなかなかスリリング。そして、彼女住み込みで雇って欲しいみたいだし、高橋の引きこもりも治りそうな刺激的状況ではありますよね。

そして、ここで、二人の女と同居するということになれば、恋の三角関係も?ということ。というか、本田は前作から恋心みたいなものは出していないですよね。そこら辺がどう変化するかということか?

まあ、今回もダラダラした感じで楽しませていただけそうです。


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