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「くるり~誰が私と恋をした?~(第7話)」甦る記憶。それを知ることは幸せなのか?

最後に生見愛瑠が少し長めに、雨の日に瀬戸康史の家に飛び込んでいく記憶が戻ってくる。今までも記憶の断片が出てきたが、今回のは少し長め。あと、ドラマもあと3回というところで、次回あたりから一気に、記憶が失われる前の生見の姿がわかってくるということなのかも知れない。

その前に、今回は瀬戸が昔、バスケットボールを辞めたきっかけになった事故の話を精算する話。このドラマの中で、最も生見の生きる糧になってる元カレが瀬戸だろう。花屋というなかなか素敵な仕事をやっていて、いつでもその店に生見が行けるという点でも他の二人より少し上手な感じだ。そして、バスケットボールというフラグを持っているのも、生見と一緒になるには良い感じだが、どうなのでしょうね。

で、まずは瀬戸が、ともさかりえと知り合いだったというところから始まる。そして、瀬戸が交通事故に遭った時に車を運転していたのはともさかの弟だったという話。その事故以来、あっていない二人だったが、その弟が結婚するという日に、生見が二人を再会させようとする。

つまり、花嫁のブーケを瀬戸に頼むように生見が懇願したというもの。それを知らずに会場に行く瀬戸。そこで、二人は久々の再会を果たす。花嫁も涙するなかなか良いシーン。たまたま、ともさかのフェイクの恋人役をやっていた神尾楓珠も、男同士が抱き合う姿に戸惑っていたのが面白かった。そう、最近のドラマで同性愛の男子同士が抱き合うシーンがよく出てくるが、私はリアルでそんなのは見たことはない。昔、2丁目で手を繋いで歩く男たちはよく見ていたが、まあ、今ならみんな抱き合ってるのかな?どうでもいいけど。そう、同性愛など、理解ができない人にはそんなものです。まあ、否定も差別もしませんが・・、。

でも、この時の瀬戸が作ったとされるブーケが素敵でしたね。ライラックの紫って、薄くてもすごく印象的に映りますよね。この紫は好きです。

とにかくも、瀬戸の人生の中で、歯に何か詰まったみたいなところが取れた感じは爽やかな話でした。その後で、瀬戸が生見にバスケット教えてあげるという流れもいい感じ。

あと、もう一つ存在が不明なのが、宮世琉弥ですかね。一目惚れではないことは事実なのだろうが、どこでどう知り合ったというのが全くここまで出てこない。ここまで隠すのはどういうことなのか?ここから色々開示される中で、今の生見が過去の生見と干渉し合う感じになって、心が大変になりそうだが、それによって記憶が戻るみたいなこともあるのだろうか?このドラマのラストもあまり想像できないのですが、どうやったらハッピーエンドになるのですかね?


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