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「時をかけるな、恋人たち(第4話)」タイムトラベルの必要性を問われると?

まずは、吉岡里帆と永山瑛太の浅草デートから。お参りしてるのは浅草神社ですね。永山がこの時代のコーディネートと言っているが、こんな人はそうはいない。まあ、最近の浅草、外国人ばかりで、ファッションの流行りはよくわからない。で、この冒頭のシーン以外は、ロケは人の少ない夜にやられていますね。夜の浅草界隈は人が少ないから、絶好のロケスポットではある。そんなことより、吉岡はいつの間にか、永山が恋人だったと言うことを受け入れているのですね。意外に単純というか、趣味もよくわからない。

そして、今回の最初に、吉岡里帆の任期があと1週間と言われる。吉岡は諦めの中にいて、永山はなんとかそれを阻止しようと考え出す。そんな中、今回の時間取り締まりの人間は、お笑い男女コンビの男の方。違法な旅行会社を使ってタイムトラベルにきて、たまたま相方と出会って、ネタを書いて彼女に渡すと、舞台に一緒に立つことになってしまった。そして、結構、受けて、テレビとかにも出だしている頃に、取り締まりにあったわけだ。

彼は23世紀では売れない作家だったようだが、21世紀では受けるものが書けたと言うこと。そして、そのまま図に乗っていたら捕まって、記憶を消されて強制送還になることに・・。そこで、永山は何故にそうしなければいけないか悩み出す。そして、吉岡は辻褄を合わせるために彼に最後のネタを書かせるという流れ。それにより、彼女は売れる芸人になり、彼も未来で作家として成功するというラストなのだが、こういうのが、歴史を変えずに時を動かすということなわけだ。そう、昔からSFではタイムパラドックスを起こしてはいけないという論理があって、それに基づいて描かれるとこうなる。

この回でも、もし、未来人と現代人のコンビが売れてしまうと、パラドックスで宇宙がどうなるかもわからないと言っている。しかし、ここでは、時間旅行が未来ではできるという仮定があり、そして、それを旅行会社が売ってるという話もあるが、いろんな取り決めは未来の人が決めたことだろう。そう、現代人の承諾はない。そうなると、実際、いろんなパラドックスが起こるのが必然でもあるような・・・。で、ここでも、「タイムトラベルの必要性は?」というところにまで論点が言っているわけで。まあ、この取締組織の意味もよくわからなかったりする。彼らが世の中の歴史が全てわかってるとも思えないし。まあ、どうやっても矛盾だらけだが、私的には、もう未来人はいっぱい現代にやってきてるのではないかと思ったりもしている。

単純な芸人再生物語みたいなのをタイムトラベルを交えて語る話でしたが、記憶を消されて戻るのはやはり虚しいな・・。さあ、吉岡も1週間で記憶消されちゃうのでしょうか?

で、「かぼすこしょうキャラメル」の話は後に続いてくのでしょうか?

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