「アンダードッグ 後編」地べたを這う人々を描いているのに、最後はすごい高揚感!映画を観たという体感に酔える4時間半
早く後編が観たいと思うも、上映回数が少なく、前半を観てから中4日経ってしまった。だが、後編は予想を遥かに超えたところに私の心を連れて行った。なんだろう、映画を何本も観ているのに、初めて味わうような体感の4時間半だったのだ。長いということはないし、物足りないくらいだ。そして、結末の高揚感はかなりすごい。「ロッキー」のようなハリウッドテイストではない、全体がものすごく有機的な日本のボクシング映画に仕上がっている。多分、今、コロナ禍で地べたを這うようになった人がみたら、「もう一度」