気がついたら本物のお局になった

何を今更ですが(笑)、気がついたら正真正銘のお局になっていた話しです。

今の会社に転職して5年たちます。その間に、私は派遣から正社員に転換しましたが、周りの社員は直属の上司1人を除いて、12人全員いなくなりました。

入社3年目の若手で退職した方、海外転勤した方、国内の他会社に移籍した方、同じオフィスビル内で異動した方、定年後の再雇用を終えて再度定年を迎えた方といろいろです。

下っ端だった私が、いつの間にかキャリアが長くなってしまいました。

飽きっぽい私が、よく続いたものだと思います。引き継ぎもなく、決して楽ではない仕事なのに、派遣の時は交通費出ないし、少ない時給で残業ありで、前職に比べたらお給料半分以下。

そんなこんなの5年間を経て、周りのメンバーがザラッと変わり、お局になって我に返りました。いつまでも下っ端でいてもなと。

気がついたことは、発言しよう。私の立場ではと遠慮してきたことがたくさんありましたが、もう遠慮はいらない。

お局だからといって、偉そうにしたいわけじゃなく、経験してきたことを組織に恩返していく番がきたのです。

なんでもお局が出て行くのではなく、若い方々に、成功のみならず、失敗する経験もしてもらわねばなりません。

いかに、若い方々が自ら行動しやすくなるか、陰ながらあちこちにサポートをお願いします。

黙っていても自らやっていく人もいれば、失敗を恐れ勇気がなく、スピード遅い人もいます。何度も同じミスをする人もいます。

お局たるもの、どんな人にも常々見守るスタンスで愛と信頼を重ねるのです。

周りを育て、組織に貢献するお局。これからの生きる道はきまっています。