煙が欲しい。

画像1 煙突の街へ、ようこそ。その言葉に誘われてたどり着いたのは、ただの煙突が、一つ二つ、三つと別に何ともない風景だった。とりあえず何ともない時間を過ごそうと煙突をそれぞれ見て、静かな時間を長く飲み込んだ。逆まつげが、少し目をくすぐってきた。退屈だ。暇だ。煙突の煙が欲しい。少しでいいから

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