眠れない理由を探す

何だか眠たくない
その理由を探すことにした
今朝はロッカーが一つ壊されていた
壊した人に心当たりがある

その心当たりがある人は
今日は居なかった
明日は居るのだろうか
いつも止める場所に車が止まっていた

見た事のない軽自動車だった
明らかに自分が毎朝止める位置に
止めていてくれた
帰りにはもうその軽自動車は

止まって居なかった
明日はどうだろうか
宝くじの売店の仕事がいいなと
朝から生あくびをする人が

人のPCを後ろから覗く
人に話をしていた
二人は息が合うようで
宝くじの売店が気楽な仕事だと

考えているようだった
沢山の人に運を渡す仕事が
のんびりと気楽に出来る
仕事だとへらへらと話していたが

宝くじを買う人は
本気で当たりたいと思って
宝くじを買いに行く
宝くじの売店を選ぶ時点で運は

決まって来るのかもしれない
宝くじの売店は
いつも本気の売り場だと思っていたが
中には気楽なお仕事と思っている人も

居るらしい
そんな宝くじの売店に
行列ができる売店は
本気で運を売っている人がいる

本気の宝くじの売店だとおもう
眠れない理由を探す
正直に言う
明日も　妖怪のような溶解しだした人と

会う事になる
当人は自身が妖怪とは気が付いていない
妖怪は溶解してる途中でも
妖怪を止められない

そもそも妖怪は何だろうか
原因はお金だ
簡単にお金を貰いたい妖怪が
ほとんどだ

その数は
地球上の人口の90％近くまで
来ている
明日もその人口は増える

減る事は無い
それは当たり前になり
当たり前のように
納得し始めて

仲間が増え
笑い出す
その笑う壺は
高価で取引されて

また誰かに売られて
値を上げてを繰り返し
誰かがその壺を壊さない限り
終わらない

そして壺の取引が繰り返され
値打ちが上がり
展示されるほどになって
静かな空間で見世物に

なるんだろうな