療育も教育も同じ?
ちょっと前に、noteの記事を読ませていただいて、『おぉ!療育と同じ視点❗️』と感動した話です。
子どもに納得してもらいながら、自主的に動いてもらわないと、育児は大変ですよね☺️
納得してもらうのも、それまた大変なのです。
この方は、普通にお子様に、提案されていました。
療育で何してるの?
それは、20年ほど前に日本にやってきたのですが、小さな絵カードに文字を入れて、同じように並べるのです。(もう画素が違いすぎて、お見せできませんが😅)
視覚的スケジュールっていうんですが、これを作る過程が大切だったりします。
「子どもの意見を聞きながら、貼っていく」ことが大切になります。
導入当時、というか今もそうなのですが、どうしても親が勝手に決めて貼っていってしまいます。
でも、「絵カードを貼る」という行為がある以上、絵カードにある範囲の選択なので、「やること前提」になるため、どれだけ自由に選んでも良いはずなのです。(時間に間に合うよう、逆算は必要ですが……。)
「子どもがわかる様にするための視覚化」が「子どもにわからせるための視覚化」に変わってしまうのですよね。
しかし、その瞬間、スケジュールボードの信頼性は激減します。
子どもに『スケジュールボード無視作戦』を、繰り広げられます。
結果、「うちの子は、スケジュールボードは合わなかった。」と、大抵の保護者の方はいいます。
いえいえ。スケジュールボードは、ただのツールですから。
「私、スマホ合わなかったー!」と言っている様なものですから。
そのモノ自体に、療育性なんてありません。
ただの療育に使える便利ものです。
でも、それなしで、ことばの概念がまだない子どもや、予測がまだ不十分な子どもに、交渉するのは難しくないですか?
これだけです。
できるのなら、良いのです。
でも、時間も手間もかかりますよー。
誤解も生じやすいですよね。
障がい児だけの話ではないのです。
療育には、言葉を話せない人のための絵カードPECSもあります。
こんな感じのもの。
でも、障がいがなくても、人間には思ったことを、十分に話せない段階があります。
幼児と、老人です。
その人達にとっても、視覚化は大切なツールとなり得ます。
大人が変わる
ずーっと、「大人が変わらないと、教育は変わらない。」と思ってきましたし、「療育は、教育の可能性を秘めている。」と思ってきました。
みんなが気づいて、楽に子育てができればいいな♪と、思ってきました。
絵カードなんかも、公文(Kumon)から、どんどん学習教材として出ています。
これ以外でも、公文は大きくて種類が豊富なものがたくさん出ていますし、価格もお手頃なので、うちは全て持っています。
ちなみに、息子の年齢と、理解に合ったものが少ないため、自分でメモを作って、それに書き込みながら会話しています。
こんな感じ
そのほか、コミック会話と言って、棒人間の絵ですが、場面も書き込んで、話を聞いたりもします。
幼児用のおもちゃでは、感覚統合に使っていた、ドイツのHABA社のおもちゃも、特に障がい児用というわけでは、ありません。
ただ、情緒にとても良いおもちゃなので、療育によく使われているだけです。
小さいときは、「同じものがたくさん」のおもちゃなども、創造性を伸ばすには、とても良いおもちゃですよね。
例えば、積み木とか、おじゃみとか、ドミノとか。
積み木は、4cm基尺ぐらいのものだと、小さい頃はドミノがわりに使えます。
モンテッソーリの教育を学ばれた方は、同じおもちゃを買ってられました。
そうして、教育に敏感な大人も増えて、療育の手法も、知らず知らずのうちに、取り入れていく。
療育が必要な子ども達も、当然のように療育を受けられる。
療育と教育が同じになって、どんな子も主体性を重視した教育を受けられることを望んでいます。
今後の療育・教育
これからは、療育・教育といった、指導者側の手法で分けるのではなく、子どもの個性によって、ツールの使い方を誰でも学べて、誰でも使える様になっていくのだと思います。
実は、教育オタクママと、療育オタクママは、とっても似ています。
私の親友は、息子と娘が優秀な教育オタクママです。
使うツールは違えども、ほぼほぼ同じスタンスでした。
小さいときは、本人に選択する知識がないので、「子どもに合ったものを見つけるのが大変。」
「何を伸ばせば良いのか、五里霧中。」
少し大きくなると、「続けさせるものを選ぶのが大変。」「親のエゴでやらせてはいないか心配。」
もう、すっごく気持ちが似ていて、今でもその友人は、一番の友ですね。
きっと、これからの子育てはそうなるだろうと、とても希望を持てているのでした。
親も、結局はその方が楽なのです。
ちなみに、療育を生業としていられる方は、とても特化しようと考えていますので、逆に「正しい使い方!」とか訴えられます。
そのことについては、子どもにとって、「正しい使い方」であればよくて、メーカーにとって正しい使い方は、どうでも良いかと思います。
しかし、親にとって「正しい使い方」は、ほぼ失敗しますので、それはメーカーのせいではありません。
キツいようですが、スマホだって、「お母さんからの電話を絶対受けるため用よ!」とか、言われて渡されたら、誰だってポイっってしてしまいますよね。
ぜひ、「子どもにとって便利である。」という売りで😁、さまざまなツールを使いこなしながら、育児を楽しんでほしいと思います☺️
💏関連マガジン💏
💏サークル💏
サポートいただければ、より頑張って、みなが、しあわせになれる記事を書いていきます!