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結局「自力で走る」が楽しい

「走って移動する」ことは好きです。
ふと、ふりかえってみたら、
いろんな手段を試してきていて
それについて、書いてみます。

学生時代は
クルマを持てない環境だったので
中型二輪の免許を取って
250ccバイクを買って乗った。
北海道にツーリングに行ってみたり
いろいろやってみたが、
なんか満たされるものがなかった。
もともとおしゃれなバイク生活を紹介する
テレビ番組を見たのがきっかけだったが
自分にはしっくりこないことがわかった。
雨や寒さ対策もたいへんだった。
就職したときに、バイクは手放した。

就職して半年後にやっとクルマを手にした。
あちこちドライブに行った。
・・・・・
やっぱり公道では、ゆったり走るしかない。
走りをそんなに究めることもなく
あくまでも生活の移動手段になった。

しばらくして、マウンテンバイクを買った。
あちこちの山にも行ってみた。
山に行ってパンクしてしまい
はるばる歩いて帰ったことも。
かなり長い距離を走れるので
コース選定もなかなか難しい。
・・・・・
やっぱり満たされず、手放した。

20代のころ、ノリでフルマラソンに出て
練習不足で、さんざんな目にあった。
ただ、走る耐久力は多少あることを知った。
40代で、気晴らしでランニングを始めてみた。
これが予想以上に、はまってしまった。
土日に走って、平日は休んで、また土日に走る。
このリズムがちょうどよく、心身がリフレッシュ。
あれこれ試行錯誤するし、思わぬ気づきもあり、
内にも外にも、自分の可能性がどんどん広がる。

なんだ、走るって結局、
「自力」がいちばん楽しいじゃん。
なんで気づかなかったんだろう。


「新しいことに挑戦する」と言うと
なぜか、シンプルなこと、地味なこと、
は最初から除外してしまう風潮

あると思います。


自分自身の
感じる・味わうセンサー
を活かすことができれば

「楽しい」になると思います。