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走力アップのポイント!

着地の反力をとらえ、踏む押すで走力アップ!

★踏む押すの動きを覚える

力を加えるという事は「重力に逆らう事」です。重力は垂直に働きます。ならばその重力に逆らって力を加えるには垂直=真下方向に力を加えていけばばよいのです。それにはつま先でもかかとでもなく、足裏全体=フラットになる瞬間を作っていけるようにします。フラット着地を作り、極力股関節と膝関節の曲げ角が小さくなるようにジャンプを反復してカラダに覚えさせていきます!。最初は深くいってもいいですがとにかく「接地時間を小さく!」を意識し動きの改善していきます。

★着地方法がパワーを生み出す!

足の接地時間が短く弾むように跳びます。接地時間が長い=大殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、下腿三頭筋などの筋肉の伸張時間が長いということであり、強い伸張反射がおこなえません。

立ち幅跳びとか跳び始めの最初の一発目は勢いをつけるために深くしゃがみ込む必要がありますが、それでも跳び上がる直前に一瞬より深くしゃがみこんでいます。あれはしゃがむ事によって筋肉を瞬間的に伸長させて伸張反射を引き出しているからです。

足に注目します。【ベタっ】と接地していないジャンプであるかを確認していきます。これが踵⇨小指球⇨母子球⇨足指の着地方法になっているかを見ていきます。

★地面を瞬間的に強く踏み込み、接地時間の短縮!

★強い伸張反射を生み出す!

ことが、実現できます。

★プラス上体、つまり、腕の振りでパワー効率を上げる!

着地時と跳び上がった時の手の状態は、腕を高く振り上げる事によって重心位置を高くします。その原理を利用してよりパワーを引き出して下半身と連動していきます。着地した時に手が前方で出てしまっていてはダメです。二の腕を動かし肘を上に、後方へ残し跳び上がると同時に腕も大きく振り上げます。

力の伝わるコア=体幹につなげていきます。

効率の良い重心移動を行うために「重心を真下に踏み込む」ようにする。それには、上体が下半身の真上に確実に追いつくか先行しなければなりません。逆に上体が遅れて足の方が先行してしまうと、真下に踏み込むことができずブレーキがかかり脚の負担が増えます。遅れる原因の一つに体幹などの筋力が弱いため、加速による慣性力に負けて上体を前傾できないためです。

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