ウェルビーイングのための栄養学1

マラソン史から学ぶトレーニング方法

こんにちは、Kimbia Athletics所属のプロランナー池上です。

昨日投稿した1月25日開催の慢性的な痛みの治し方と言うテーマの記事はもうご覧になられましたか?

まだご覧になっていない方は、こちらから是非ご覧ください。

さて、本日は同日開催の「マラソン史から学ぶマラソントレーニング」というタイトルのセミナーのお知らせです。マラソンは年々トップの記録が速くなり、層が厚くなっています。どちらかと言えば、日本記録や世界記録がじわりじわりと速くなるのに比べて、層は圧倒的に厚くなっています。

マラソン界のレジェンド瀬古利彦さんのような逸材は何十年に一人しか現れません。当時の高校生と言えば、14分台は年に数人です。ところが、今は14分台が年に1000人近くいます。私が高校二年生の時、全国高校駅伝で11位でしたが、タイムは2時間7分8秒でした。今年母校洛南高校は同じく11位でしたが、タイムは2時間3分半くらいです。このタイムは私が高校生の時であれば、間違いなくトップ3、優勝しても普通なタイムです。

では何故、年々レベルが上がるのでしょうか?それは私達は過去の人がやってきたことから学べば良いからです。宗さんご兄弟の時代は、まだ手探りで色々なパターンを試していた時代です。瀬古さんは中村清先生が、アーサー・リディアードを筆頭に世界中のトップ選手から学んできたものと、宗さんを参考に組み合わせてご自身のマラソントレーニングを作り上げてきたようです。

その後の中山竹通さんは宗さんと瀬古さんを参考にしながら、独自のトレーニング方法を作り上げていかれました。そして、現在は国内外にたくさんの参考になるトレーニング方法があります。たくさんのパターンの中から良いところを組み合わせて、自分なりのものを作り上げていけば良いので、今の時代は瀬古さんや中山さんほど練習しなくても、同じようなタイムが出せる時代です。素質もそれほどなくても大丈夫です。

こういった理由から、私は二十歳の時に自分でも2時間10分を切るところまではいけると思いました。今でも、その気持ちに変わりはありません。

さて、あなたの現状の走力がどの程度であれ、先人たちの試行錯誤から何かを学び、自身のトレーニングに応用していくことが、最短距離で結果を出していく一つの方法です。私と一緒に戦前から近代までを時系列で振り返りながら、しばしば時の流れを楽しみませんか?
セミナーの詳細は以下の通りです。

1.日時 2020年1月25日土曜日 18時30分から90分(18時15分開場)

2.場所 ワンコイン会議室新宿新宿西口会議室B
     東京都新宿区西新宿7‐10‐17新宿ダイカンプラザB館501

3.参加費 4000円

4.申し込み方法 下記のメールアドレスにお電話番号、お名前、「マラソン史」とご記入の上、ご送信ください。
ikegami.marathoner@gmail.com

5.定員 15名

6.講師 池上秀志
自己ベスト
マラソン 2時間13分41秒
30㎞ 1時間31分53秒
ハーフマラソン 1時間03分09秒

主な実績
・大阪マラソン2位
・ケアンズマラソン優勝
・上尾ハーフマラソン優勝
・ハイテクハーフマラソン優勝
https://runnet.jp/smp/topics/report/180117.html
・谷川真理ハーフマラソン優勝
https://www.excite.co.jp/news/article/Shueishapn_20140123_24501/

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