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巷の言葉に踊らされないための宇宙の法則

少し前から「介護脱毛」が流行っているらしい。どうやら、介護してもらう時に清潔に保つように、介助者に迷惑や負担をかけないように、大切なところの脱毛をしませんか?という謳い文句のようだ。

これを初めて聞いた時、
「えーっ?!自分が将来介護される人になるって決めちゃってるの?!」
「介護される気、満々なの?!」と思ってしまった。

「ピンピンころり」という選択肢もあるではないか(笑)

(介護脱毛を否定している訳ではありません。念のため。)

かつての知人は、夫の兄弟や親族が集まるたびに、義母から「将来、誰が私の面倒を見るの?!」とそれぞれの嫁が噛みつかれていた、と聞いた。

様々なところで
「〇〇になったらどうする?!」
「〇〇にならないために」
というような、不安を煽ったり、不安を回避したりするための宣伝文句や、言葉が流布しているように感じる。

「介護される時に困らないように」「誰が私の面倒を見るの?!(介護するの?!)」

まるで、そうなることを予言しているように聞こえるのは私だけだろうか?

思ったことは現実化する。

好むと好まざるとに関わらず。

おまけに、潜在意識には否定型が通用しない。

では、実験です。



「ピンクの象を想像しないで下さい」



どうですか?!



「しないで下さい」と言われても、頭の中には「ピンクの象」が、のし歩いてませんか?!

(私には、ピンクの象がドアップで満面の笑みを浮かべてるのが見えてる(笑)

これってとっても分かりやすい例。

「介護された時のために」
「介護されないように」
「人に迷惑かけないように」
「目立たないように」
「お金が無くならないように」
「太らないように」etc

日々、そんなことを考えていたら、「そうなることを望んでるんだ」と潜在意識が勘違いする。

残念だけど。

だから

「介護される」
「人に迷惑をかける」
「目立つ」
「お金が無くなる」
「太る」

こっちが叶っちゃう。

潜在意識がこれらを望んでると誤解して、こっちを叶えようとしてくれるから。

これが、宇宙の法則。

巷には、潜在意識に恐怖や不安を植え付けるような言葉が氾濫してる。

消費者を恐怖や不安で煽った方が、商品やサービスが売れるんだろうね。

これまでは脅した方が靡く人が多かったから。

多数の人を恐怖や不安に駆り立てることで、得してる人たちが居たのも事実。

だけど、時代は大きく変わった。
180度変わった、と言ってもいいほど。

そして、巷で流布してる言葉を、受け取るも受け取らないも、自分で選べる。

意識の向きを変えれば、受け取りたくない言葉は、まるで入って来ない。

見たい現実は自由自在に自分で選べる。

将来の不安を選択するのではなく、「今ここ」を生きる!と決める。

「今ここ」を楽しむ!

そうすると、目にするもの、耳にする言葉が反転する。

出会う人がガラッと変わる。

将来の不安に駆られて「今」を蔑ろにする人生と、

「今」を精一杯満喫する人生。

どちらを選択するかも、自分で決められる。

人生の最期に
「ああすれば、良かった」と後悔しながら逝くのか、

「わーっ、楽しい(面白い)人生だった〜」と思い残すことなく逝くのか。

それだって、選べるのだ。

(だって、生まれた命は、全て死を迎えると決まってるのだから。)

まだまだ遅くない。

与えられた生を命を存分に満喫しよう。

まずは、日々、目の前の小さなことに感動して感謝するだけで、人生は輝きを増すのだ。

「将来、介護されるときに迷惑かけないための脱毛」ではなく、「今、自分が快適に過ごすための脱毛」でいいんじゃないかな。

私はそう思う。

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