Day 21 卒業してすぐ働くのがすべて？

先日、大学生の後輩ちゃんから内定決まりましたと連絡を頂きました。
こんなご時世ですが、ちゃんと就活して、妥協点を見極めて、内定をゲットしたんだなぁと思いました。

まだ８ヶ月も先

にしても、大学の就活解禁は遅くなったといっても、来年の４月、働き出すまでまだまだ８ヶ月くらいあるんですね。
なんだか、その間に社会も、会社も自分の気持も変わる可能性があるのに決定できるってすごいなぁと。
そんなふうに思ってしまう自分は変なのでしょうか。

確かに、卒業後の進路を決めれば、安心するので残りの大学生活を悔いなく過ごせるのでしょう。安心というのはとても大事ですね。
でも、先のことなんてわからないのに、お互いずっと変わらずに待っていられるんですかね。

私は縛られるということが好きじゃありません。
７ヶ月先まで待って働くなら、今すぐ働きたいと思ってしまいます。
だって、７ヶ月待って働いてみて合わなかったら、その７ヶ月思ってた気持ちは無駄になってしまうのではないでしょうか。
もちろん、そうならないようにみんなちゃんとリサーチをしているのでしょうが。

私の卒業後

という、私は今の就活システムについて、何も偉そうなこと言える立場にございません。私は卒業間近になって、内定先に断りを入れて就職先のないまま大学を終えたのです。

あれには、自分でも驚きました。
もう就活する元気もなく、晴れ晴れとアルバイト生活になりました。
人生２度目の病み時期でした。

特に何か目指していた訳でもないのですが、今思うと色々なものに縛られてしまうのが怖かったのです。
私の人生の小さなモットーは「自由に生きたいです」
（「自由」の意味はご想像にお任せします。）

このまま社会に出て、同じ会社でずっとはたらき続けて、海外にもい行けずに、夢も叶わぬまま一生終わるのだろうか、、、それでは自由に生きれない。と当時は本気で思っていました。世間知らずでした。

でも、新卒で就職というレールから外れてみて、世の中はもっと広く、
色ーんな人がいるという当たり前のことに気付かされたのです。
自分を縛っていたのは、結局、自分の考えや偏見だったのです。

いまの私

その後、地元の企業で働いたり、海外へ行ったりとなかなか落ち着かない私の人生です。
世間から見たら成功もしてないし、キャリアもないですが、それなりに満足した生活をしてます。

新卒で就職出来なくったって、こうしてしぶとく生きていくこともできるんです。
世間のレールから外れたって、ちがうレールに乗っていけばいいんです。
もはやレールだけでなく、徒歩や船、飛行機でも自由に移動できます。
そしたら、インドに流れ着いてしまうこともあるんです。