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Day 15  今日は平和を考える。

今日は、インドでは独立記念日です。
1947年、インドはイギリスから独立を果たしました。

日本では終戦記念日ですね。
8月は広島、長崎の原爆投下、終戦記念日と平和について考える月だと思っています。さらに、6月23日の沖縄慰霊の日もあります。

歳を重ねるにつれて知ることが増えたせいか、より平和への思いが強くなっている気がします。

▷でも、沖縄戦については、私も大学に入るまで全然知りませんでした。

私の行っていた大学は東京なのですが、沖縄出身者も多く、寮でも沖縄の子たちが身近にいました。
そんな彼女たちが6月23日にイベントをやると言っていたので見に行ったところ、それは沖縄慰霊の日のイベントでした。
当時の様子を劇にして平和への祈りを捧げていました。
その時に、かつて沖縄でそんなに残酷なことがあったと知ったのです。


▷また、沖縄慰霊の日の式典で毎年読まれる、平和の詩があります。
2017年、たまたまその生中継を見ていたのですが、高校生の読む詩に涙が止まらなくなりました。
そして、親族の名前が刻まれた墓標の前で涙する人々の映像。
まだ戦争は終わっていないんだ。
どれだけ時間が経とうと忘れられるものではないだと感じました。


それから、沖縄に行かなくては!という思いが強くなり、沖縄へ行きました。たったの2泊3日の旅行でした。
でも、その間に糸満、恩納村をめぐり、ひめゆりの塔を見たり、ガマの中に入ったりと、平和について考える旅になりました。

ありきたりな言葉ですが、百聞は一見にしかずです。
あの沖縄の温度、におい、風景、音、そんなものはいくら映像で見ても、写真を見ても、行ってみないと感じられないのです。

▷あの時行っていなかったら、 こんなに平和への思いを強くすることもなかっただろうし、今日という日を特別感じなかったと思うのです。


戦争をしたのも人間なら、平和を築いていくのも同じ人間です。

世界にはまだ戦禍に苦しむ人たちがいることを忘れないで、平和を築いていくために努力を続けなくてはと改めて思ったのでした。


「おばあ、大丈夫だよ。今日、私達も祈っている。
尊い命のバトンを受けて 今 祈っている。
おじい、大丈夫だよ。この島にはまた笑顔が咲き誇っている。
私達は 貴方達の想いを 指先にまで流れるあの日を記憶を
いつまでも 紡ぎ続けることができる。                誓おう。私達はこの澄んだ空を二度と黒く染めたりしない。
誓おう。私達はこの美しい大地を二度と切り裂きはしな い。」                               (平成29年度 沖縄慰霊の日 平和の詩「誓い~私達のおばあに寄せて」より)



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