『冴えない彼女の育て方Fine』を見て思い馳せたこと(後編)
今までの丸戸作品といえば、「過去に因縁のある面倒くさい裏ヒロイン」と「ちょっとだけ優しい世界」というキーワードが頭に浮かぶと思います。(完全に信者の思考だろそれというツッコミは置いておいて)
前編でも何度も言った通り、過去作であれば英梨々や詩羽が「裏ヒロイン」ポジションとしてのキャラクター要素を持っていて、その裏ヒロインのために主人公(倫也)が無茶をし、他のヒロインキャラや周りの登場人物達が無茶をする主人公を暖かく支えることでハッピーエンドへ辿り着く、という『優しい世界』を描