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武雄市スポーツコミッション、はじまります。

佐賀県武雄市でスポーツコミッションがいよいよ始動します。
3月19日(土)に武雄市図書館で「武雄市スポーツコミッション設立シンポジウム」が開催されました。

今回はRUNBRIDGEのnoteから、武雄市スポーツコミッションについてのお話とイベントの様子をお伝えします。

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武雄市スポーツコミッションって?

「スポーツコミッション」とはそもそも、スポーツと地域資源を組み合わせてまちづくりや地域活性化に取り組む民間企業・スポーツ団体・自治体等が一体となった組織のこと。武雄市では、西九州新幹線の開業やスポーツ庁の事業、武雄市の基幹事業、2024年に国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が佐賀県で開催されることなどを受けて、“この流れはまちが変わるためのチャンス、まちが未来に生き残るためのチャンスだ!”と設立に至りました。名称は「SAGA武雄温泉スポーツコミッション」。

武雄市の地域資源を活かした「スポーツツーリズムコーディネーター育成」「スポーツ合宿誘致・スポーツツーリズムの開発」「特産品を使ったアスリート食の開発」の3本柱で、スポーツと様々な産業を繋げ、まちをさらに豊かにする、そして武雄市全体がスポーツ合宿・大会を応援するまちになることが目標です。

私たちの役割

武雄市スポーツコミッション設立に向けて、弊社は主に以下の3点を担いました。

1)設立準備委員会のコーディネート
2)スポーツコミッション設立先進地域(栃木県)、スポーツ合宿先進地域への視察(宮崎県)のアレンジおよび同行
3)設立シンポジウムの企画

まずは全4回の設立準備委員会のコーディネート。その中で、武雄市の地域資源を再認識・共有してもらうための「地域資源発掘ワークショップ」などを行いました。

ほかには、事業計画作成のサポートやスポーツツーリズムコーディネーター人材育成プログラムを先行してとりくんでいる栃木県と新しい野球場への誘致のため野球合宿の先進地である宮崎県への視察のアレンジ&同行もおこないました。

今回の設立シンポジウムも、スポーツコミッションのことを関係者だけでなく地域住民の方に知ってもらい、官民連携を強めるために企画しました。

今後は、「スポーツツーリズムコーディネーター育成」のカリキュラムを実施し、スポーツツーリズムの開発やアスリート食の開発、新野球場への合宿誘致のサポートを引き続き行っていく予定です。

イベントの様子

19日に行われたコミッション設立シンポジウム。武雄市図書館の一角にある歴史資料館のスペースを貸し切って開催されました。

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予定よりも多くの方にお越しいただき、市民の方の関心の高さが窺えました。嬉しかったです!

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オープニングのあとは、武雄市の小松市長より挨拶がありました。「地域がスポーツによって繋がっていく。合宿誘致やスポーツツーリズム、アスリート食の開発などを進めることでたくさんの人が集っていく、そんな街になれば」とお話がありました。

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そして、市の担当者の方より武雄市スポーツコミッションについて、設立までの歩みや事業内容、目標などの説明が。「成功のカギはズバリ“人の力”。武雄が明るく元気なまちになるように、官民連携、皆で力を合わることが重要」という力強い言葉が印象的でした。

2024年の国体で自転車競技が武雄で開催されることを受けて、会場には自転車競技のバーチャル体験ができるアプリとプロの競輪選手が! 休憩中、皆さん集まって大盛況でした。

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そして、渡部さんによる特別講演がスタート。
「人を育成し、人を束ねて掛け算すること」に実績のある弊社のパートナー企業、株式会社インテグレーターズの代表取締役・渡部さん。
今回のコミッション設立にあたって、最も適任である人だと感じ、講演を依頼しました。

石川県七尾市でのテニスを通した地域活性化の取り組みや、ポーランドのテニス愛好家を招待した際のお話、「新しい価値を作り出すには、価値を束ねるだけでなく”かけ算”すること」「人材育成がカギ!」など、実体験からくる説得力のある言葉の数々に、頷きながら、メモをとりながら、熱心に耳を傾ける方が多数いらっしゃいました。

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講演の最後に渡部さんは「武雄市は先進的でチャレンジ精神があるまち。とても可能性があると感じました。スポーツコミッションができたことで、ここからまたさらに加速していくはず。その無限の可能性を世界へ発信していってほしい。世界に1つ、”武雄市にしかないスポーツでのまちづくり”をぜひ実現してください」と締めくくりました。

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その後の質疑応答では、様々な立場にいらっしゃる参加者さんからご質問が。皆さんの熱量やコミッションに期待していることなどを肌で感じ、とても有意義な時間でした。

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講師および設立シンポジウム運営メンバー
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私たち自身も、今回のシンポジウムを開催して、改めてここからがスタートなんだと感じています。
これから武雄市がどんなまちになっていくか、ぜひご注目いただきたいと思います。

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ちなみにこの日はとてもスペシャルなゲストが!
東京パラリンピック車椅子テニス女子ダブルス・銅メダリストの大谷桃子選手です!! 活動拠点の佐賀市から、急遽駆けつけてくれました。

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シンポジウム終了後は、大谷選手との撮影会という別のイベントが始まっていました(笑)

他の地域でも

武雄市だけに留まらず、今後もますます他の地域でも「スポーツ×地域」での地域活性化が広がり、またそのお手伝いができたら幸いです。

改めまして、ご用命いただいた武雄市様、当日講演いただいた渡部さん
本当にありがとうございました。


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