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わたしの不適合について

社会は、コミュニケーション能力に長けた人材を求め、集団生活に馴染めない者には無理して適合しようとしても心に歪みが生じる。

自分は自身で選んだ職場に、合わなかった。自分で選んだ道なのに、適合しなかった。

生き方は変えられない。しかし環境を変えるのはもっと難しい。

そうした場合、私は淘汰という世界にありふれた法則に従う他ない。

そう、私は適合できない穀潰し。淘汰されて然るべき。

選んで歩んできた道が自分に適していないと気づくのが、あまりにも遅すぎた。

若いからやり直せるという言葉は、私にとって気休めにもならない。もう、やり直す気力も残っていない。

本棚を空にし、ゴミを捨て、日々生きるのに必要不可欠なモノ以外を片付けた部屋で、ただ息をするだけだ。

そのうち終わりになるだろう。

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