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妊娠中の食べ物・飲み物について

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タバコやアルコールが厳禁なのは常識、市販薬(特に頭痛薬)もダメ、カフェインは控える……などとよく言われるが、細かく調べ始めると何がよくて何がだめなのかキリがない。

自分も家族も親族もタバコは吸う人がいないし、アルコールを強要するような人もいなかったのでそこは良かった。それ以外で避けていたものや気を付けたこと、意識して食べたものを一部だが紹介する。

1. 絶対食べない・飲まなかったもの

アルコール:妊娠初期は洋菓子のブランデーなど微量でも意識して、絶対食べないように気を付けていた。和食をよく作っていたが、みりんや料理酒は完全に煮切っていた。家飲みは全くしないので、特に辛くもなかった。

生肉、生魚、非加熱食品:生ハム、ローストビーフ、レアステーキ、寿司(生の魚介類全て)、生卵、海外産ナチュラルチーズなど。リステリア菌、サルモネラ菌、アニサキス、食中毒になる危険があるものと、大人は問題なくても胎内感染する危険があるものは避けた。肉や卵は必ずしっかり火を通して食べた。寿司は大好きなので辛かったが、1年弱と割り切り完全に断った。

胎内感染については、妊娠前には知識がなかった。母子手帳をもらった時に自治体に以下のパンフレットをもらって知った。

その他の魚:鯛、まぐろ。巨大魚は水銀が含まれる量が多くなるそうだ。大人は摂取しても自分で排出できる力を持っているので問題ないそうだが、胎児は胎盤を通して運ばれた水銀を自分で排出できないらしい。上の寿司と合わせてまぐろが食べられないのは辛かった。

やっぱり、食べないことで少しでもリスクを減らせるのであれば、食べない方がいい。食べないことで安心を得られる。そもそも妊娠初期~中期前半は悪阻で食欲もなかったが、安定期に入るまでは流産リスクが高いし、数センチしかないまるりに悪影響はなるべく与えたくなかった。足りない栄養素は他の食品で摂ればいいし、これでよかったと思う。

2. 控えていたもの

カフェイン:コーヒー、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶。コーヒーは毎日飲むほど好きだったので最初は辛かった。一日数杯程度であれば問題ないとする情報もあったが、どこまで信頼できるかわからないので、少なくとも安定期に入るまでは飲まなかった。妊娠中期後半からコーヒーは週2回(土日に家で)、緑茶・ほうじ茶はどうしても飲みたくなったら水で薄め1杯だけ飲むと決めて飲んでいる。現在はお茶はもう少し緩く、一日1杯程度は飲んでいる。

ビタミンA(レチノール):レバーとうなぎ。これは妊娠初期に限るが、妊娠初期にレチノールを過剰摂取すると胎児が先天性異常を起こす可能性があると知った。同じビタミンAでもβカロテンであれば問題ないらしい。一日の許容量がレバーだと約串1本分ととても少なかったので、どちらとも中期後半以降から食べることにした。私は痩せ型体型で常に貧血気味なので、普段からレバーにはかなり頼っていたので困った。なので、妊娠初期は代わりにあさりやしじみ、ほうれん草、小松菜、大豆、プルーンなどヘム鉄、非ヘム鉄を調べて食べていた。

刺激物:スパイスやハーブは様々な食品や紅茶に含まれるが、調べると妊娠中は禁忌(子宮収縮作用があるなど)とされているものが結構あったので、初期は完全に食べない・飲まないようにした。中期以降もカレーなど香辛料が多いものを食べるとなんだか調子が悪いことが多かったので、結局あえて積極的に摂ることはしていない。ハーブティについてはハーブ専門店enherbを参考にした。

3. 積極的に食べたもの、飲んだもの

サプリなど:葉酸を含む、かの有名なマルチビタミンサプリ、エレビットを妊娠初期の3か月だけ。エレビット曰く、葉酸は本当は妊娠前から初めて継続して飲むことがよいらしいが、意外とすぐ妊娠してしまったので間に合わず初期に飲んでいた。エレビットは「葉酸サプリ」としてはかなり高価だが、葉酸以外にも色々な栄養素が含まれているので、悪阻で食欲が落ちていたのと数センチのまるりに栄養を与えたかったので、安心感を買うことができた。3か月すると段々大きくなってきたので、エレビットはやめて薬局でお手頃な葉酸サプリを買ってきて、妊娠中期が終わるころまで飲んでいた。また、葉酸が多く含まれる食材として、枝豆とブロッコリーがある。どちらも好きなので、全期間を通してたくさん食べている。

飲み物:ほぼ水と麦茶とルイボスティー。ノンカフェインの代表格。夏~秋にかけて伊藤園の麦茶パックとカルディのルイボスティーを毎日水出ししていた。妊娠9か月目からはラズベリーリーフティー。ノンカフェインで安産のお茶と言われていて、すっきりと飲みやすい。臨月に入ってからは毎日飲んでいる。もともとカルディで売っているyogiティーが好きで、ラズベリーリーフティーもあったのでヘビロテしている。

食べ物:わかめ、プルーン、ごぼう、ヨーグルト。このラインナップからお分かりかと思うが、人生初便秘気味になった。妊娠中はホルモンバランスの変化と物理的な胃腸の圧迫で、大多数が便秘になるらしい。もともと食物繊維の多い食事を心がけていただけにショックだった。この中で圧倒的に効果があったのは、わかめだ。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、水溶性は水分を多くして便の流れをよくするもの、不溶性は便の量を増やして押し出す力を強くするものらしい。わかめは水溶性食物繊維が多く、お味噌汁や酢の物など日々の食事で摂りやすい。ヨーグルトは花粉症予防でR-1を毎日食べており、プルーンは調子が悪くなったら毎日2個ずつ食べた。プルーンは以下の種なしがおすすめ。ごぼうは食べすぎると胃で中々消化できず苦しんだので、きんぴらや煮物にして少しずつ食べた。

まだまだ書き足りないところだが、文字数も増えてきたので今回はこれ位にしておく。妊娠中の飲食は、野菜を増やしてバランスよく毎日3食食べること、ストレスを貯めないように時々おやつも食べることが大切だと思う。私は自炊が好きなので、産休に入ってからは「バランスよく」を実践できていると思うが、仕事をしている時はそんな余裕はなかったので、少なくとも一日に一回色んな野菜を食べるということを意識していた。出産後もストレスにならない食事法を考えて乗り切りたい。

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