インスタントフィクションをかいてみる。
インスタントフィクションとは、「自由な発想と気軽なノリで書かれた文章」のことです。
ピース又吉さんのYouTubeをきっかけに、その面白さを知りました。
普段読書しない人でも、遊び感覚で挑戦できる。とにかく、自由な物語です。
ただし、重要なことは、たった一つでいいので、文章の中に、自分の思う「面白い」を入れること。
この「面白い」というのは、笑いに限らず、知的興奮や、驚きなど、なんでもかまいません。
これが、インスタントフィクションのコンセプトと大切な要素だそうです。
ということで、今回、私も自由に挑戦してみたものを、ここに残しておきます。
『子守唄』
お布団ふわふわ。ゆるふわり。
ぐっすり眠って、夢を見て。
あなたに出会って、少し泣く。
思い返せば、一年前。
ある日、天使が舞い降りて、
あなたの右手を握ったね。
重い体も何もかも、
全て抜け出し、ふわふわに。
わたしは21グラム。
どれだけお金があったって、
決して買えない、このカラダ。
お空を飛んで、雲に乗り、
ふわふわしながら、一休み。
そろそろ、会いに行きましょう。
海を泳いで、部屋に行き、
ふわふわしながら、一休み。
そろそろ、泣き声聞かせましょう。
出会いも別れもいつだって、
ふわふわしながら、繰り返す。
わたしの体は、3000グラム。
皆さんは、”輪廻転生”とか”前世の記憶”を、信じますか?また、死後の世界にはどんなものが広がっているのだろうか、そこには、ただただ”無”が広がっているのか。また、肉体から解放された魂が、「なーんだ、”人生”というものは、すべてゲームだったんだ」と悟るのだろうかなど、考え始めると、止まらなくなりますね…。
ということで、今回はここらへんで、終わりたいと思います。まだ、お付き合いいただけるよという方は、今回のインスタントフィクションを朗読している、こちらの動画を、ぜひお楽しみください。
https://youtu.be/kmkUu6mVsjI
寒さが肌にしみる季節となってきました。皆様、体調には十分お気をつけてお過ごしください。それでは、また次回お会いしましょう。
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