コロナ禍の障害者ー自粛期間中の過ごし方ー

目次
・障害者に ソーシャルディスタンスは難しい
・自粛期間中の過ごし方・環境変化
・感染予防対策


今回は新型コロナウイルス(以外コロナ)について書きますので
苦手な方は、ここから先の内容は無視して下さい。 長文です。


・障害者に ソーシャルディスタンスは難しい

コロナの影響でソーシャルディスタンス、とか非接触、なんてご時世で言ってますが……
そもそも障害者にソーシャルディスタンスは結構厳しいです。

それがなぜか難しいか、簡単に書くと

・視覚障害の方は触る事で物を確認する
・介助等に人の手を借りる

当たり前なんですけど、視覚障害の方は触ったり、周囲の声掛けで状況を判断してますから、恐らく視覚障害の方にとって、非接触や物に触らないと言う事は、家庭内・家庭外にしても、情報を得る事は難しいと思います。

・介助等に人の手を借りる


ヘルパー等人の手をを借りて、一人暮らししていたりする障害者当事者もいますし、私は通院同行に1部ヘルパーに手伝ってもらっています。

今はコロナの影響でお休みしてますが、余暇外出はヘルパーと出かけてます。

このご時世、条件が色々ありまして、その1つに「距離をとって行動しましょう」とあるのですが……
1メートル・2ニメートル離れていては、介助なんてとても無理ですし、不要不急の外出はもう半年以上してません。


長くなりましたが、これらの事情があるから、ソーシャルディスタンスは障害者には難しい方が圧倒的に多いんです。

・自粛期間中の過ごし方・環境変化

自粛期間中、私は何をしていたかと言うとテレワークしてました。


テレワークって福祉施設では簡単な事ではないんです。

・朝起きて普段どおり(自粛前の生活して)帰宅して寝る。
この1連の流れがルーティンになっていて、それを崩す事自体難しい、と言った方や、そもそも自宅にネット環境がない、と言った方は週5でいつもどおりの作業をするか、回数を減らして作業をする、そう言った方もいらっしゃいました。

私は自宅にネット環境はあるけれど、父が自営業なのでパソコンの台数が足りず、ノートPCを借りて
4月の半ばから、テレワーク、5月いっぱいも同じテレワーク。
6月になってからは、半分作業して、半分テレワーク。約2ヶ月テレワークだったので、いきなり週5のいつもの生活は体力が持たず、疲れました。
テレワークは作業開始をメールで伝え、チャット方式で作業中の報告を行いましたが、このチャット通帳音がなく何分経っても返信が来ない、私自身も返信に気づきづらい、そして時々回線が途切れる。なんて生活が2ヶ月。

家族にはもう仕事終わり?とか色々言われました、1日3時間しか働いてないので。
私以外にテレワーク出来る職種の家族もいなかったので、テレワークの苦労も誰にも理解されませんでした。

いつもどおりに働いたのは7月から。身体が作業に追いつかず、あっという間に猛暑が訪れていました。そして現在は職員が退職されたので別の意味ですが、忙しいです。

そして私自身ではなく、私の周囲で起きた事、それがコロナの影響で障害者雇用で働いていた人が辞めてしまったり、「コロナうつ」を発症したりする人もいます。

・感染予防対策

私のコロナ感染予防対策は、手指の消毒に加え、服もアルコールスプレーで消毒し、スマホやメガネ、腕時計もアルコール成分の入ったウエットティッシュで拭き、帰宅と同時に入浴を済ませ、全身キレイにしています。

余暇のヘルパーも断り、人混みでは外出していません。

買い物はネットでするか、家族に頼んで買ってもらうか、それだけで、自分で買いたい物を直接見て買うと言う事もずっと控えていて、私もネットショピングのアカウントはあるんですけど、クレジットカードを所有していないので、事実的に家族に頼んで買ってもらう事が増えました。

通院先でどうしても買い物をしないといけない時はキャシュレス決済ですが、キャシュカードはないので、交通系ICカードで支払いをしてます。

この行動は2月から行っているので、半年以上、対策をしています。


まとめ
・障害者にソーシャルディスタンスは難しい

コロナで変わってしまった日常、外出が出来てません

今年の2月から感染予防として消毒入浴等、を徹底している

今回はコロナ禍についての話でした。


コロナと言えばマスクも日常になりましたが、マスクを感覚過敏付けられない人、マスクを付ける事そのものが恐怖に感じる人もいます。

聴覚障害の方には、表情が分かりづらく、手話も口を使って色を表現したりする手話もありますし、口を見て話の内容を理解している方もいるそうなので、マスクを出来ない人もいますが、決してマスクしてない=悪い人とは思わないで下さい。

1日も早く日常が戻る事を切に願います。


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