ランナーの未来を考える
日本は現在、人口減少、少子化高齢化、異常気象、気温上昇など数多くの課題を抱えています。では、日本のランナーの未来はどうなるのでしょうか。
地球温暖化や人口減少、地方の過疎化は、マラソン大会にとって大きな問題です。大会を支えるボランティアが不足し、大会当日には異常気象によって中止の危機にさらされることもあります。気温上昇により、やがてロードで走れる日が減ってしまうでしょう。
働く現役世代の数が増え、さらに健康意識が高まる中、今後もマラソンへの参加者は増加する可能性があります。それにより、65歳以上のフルマラソンタイムがさらに記録更新されることも期待されます。
AIやオンライン化の発展により、個人の可処分時間はオンライン上で解決できることが増え、ランニングイベントもオンライン化が進むでしょう。デジタル技術の進化により、仮想マラソン大会を室内で開催できるようになり、環境に左右されない大会が実現できるかもしれません。現在開催されている大会がすべて仮想で参加できるようになると、ワクワクしますね。何度でも挑戦でき、何キロ地点からでもリスタートできる。大会直前の試走会も室内で行われるかもしれません。遠方で叶わなかったマラソン大会に、仲間と一緒にいつでも挑戦できる世界が期待されます。
現時点では、仮想マラソン大会の技術はまだリアリティに欠けるものもありますが、今後の発展が楽しみです。マラソン大会の仮想化が進む一方で、生き残るマラソン大会はエコフレンドリーなものが増え、社会的交流の場として重要な役割を果たし、地域経済への貢献も期待されるでしょう。
走ることによって、自転車を漕いで電気エネルギーを生み出すような技術が可能になると、ランニングの価値はさらに高まるかもしれません。また、ドローンが追尾してトレーナーや友人としての役割を果たし、離れていても景色を共有できる時代が来るかもしれません。あの人の旅ランを仮想空間で一緒に楽しむことができる未来が訪れるかもしれません。
すでに実現していることもあるかもしれませんが、こうした未来を期待するのは私だけでしょうか?未来はどうなるのでしょうか?
純粋にランニングを楽しむ人が過ごしやすい世界でありますように。
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