観察日記(番外編)ムース
今回は我が家のペットだったムースについて書こうと思います。
犬種:ラブラドールレトリバー
彼女は私が中学生の時に13歳で天国へ旅立った。
もうおばあちゃんだった。
彼女は犬の保護施設から次女が親に頼んで連れてきた。
ムースとの思い出は夏、長野のキャンプ場に行ったこと。涼しいキャンプ場ではしゃぎまくっていた。
その代わり、父と姉はアブに咬まれ真っ赤か
帰り道の急な下り坂、車の振動にびくびくしてこちらを見つめる瞳が忘れられない。
ムースの最後は次女がバイトから家に帰ってムースの目と合わせて、数分後に旅立った。
姉は帰るの待っててくれたのかなって泣きながら言ってた。
姉はムースに関するえさ代や治療代をすべてバイトでまかなっていた。このことを知ったのはムースがいなくなってから何年も後。
私は親が払っていたと思っていたけれど、そんなことはなくて、学生だった姉の偉大さに気付かされた。
命を一つ預かる。
学生時代、さんざん言われてきたけれど、
私は彼女から命の尊さを学んだ。
「優しい瞳」
彼女のことを思い出したら、なんとなく詩を書きたくなりました。詩はムースから見た私をイメージしました。(雰囲気は今回の記事のトップ画像)
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