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扉を開けて

我が家の玄関には守り主たちが鎮座する。

一人は「ベニバナトキワマンサク」
実は今回のnoteを書くまで名前を知らなかった。
母方のおじいちゃんが家を建てた時にお祝いに植えてくれた。

いまから4年ほど前、この木に危機が訪れた。

黄色と黒の縞々のやつ、あしながバチだ。
学校から帰ると木の周りにぶんぶん飛んでいた。
よく見ると直径5cmほどの巣ができていた。

「父さん、ハチ、蜂、ハチだ!!」
その週末、長そで長ズボン、マスク、手にスプレーを持った黒ずくめの父がやつらを撃退したのだった。

それから危機はなく、今も変わらずピンク色の花を私たち家族に見せてくれる。


もう一人は「サボテンくん」
種類はよくわからない。丸くてとげとげがある。

サボテンくんが我が家に来たときは手に収まるくらいに小さかったのに、子だくさんでサボテン君の孫、玄孫、来孫、昆孫ぐらいまでいる。単純に増えすぎで、株分けという概念が我が家になかったのだ。

小さい頃、サボテンに花が咲くと知らなかった。
雨が続いたある日、突然ぽっと可愛らしい花を咲かせたのだ。

見た目とげとげしていてたまに花を咲かせるサボテンくん。
それから変わらず私のサボテンの印象は「お前、ツンデレかよ」です笑

以上、我が家の守り主たちでした。

◇◇◇

今回の書くきっかけになった、いっとくさんの『サボテンの花。』を載せておきます。我が家のサボテンはこんなに綺麗に咲きません。



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