年の終わりが来る頃に
今年もそろそろ残り約1週間ほど。
この頃になると「今年最後の~や、今年一年~」という枕詞がつきます。
少し早い気もしますが今年一年を振り返ってみます。
私は現在、大学生という身分にあります。前期は当然、オンラインと言われ、後期は大学に通えると思った矢先、原則オンラインという形に変更になりました。
(感染の少ない都道府県や地域では週2〜4の対面授業に戻っているよう。)
前期は誰にも会えず、誰ともしゃべらず。
後期に週に一度のみ行けるようになって、
それでも通う必要のない内容のときは自宅で。
結局、私が今年、実際に通えた日は計10日間。
久しぶりに人としゃべった日は頬が筋肉痛になった。笑い方なんて忘れてしまった。
はじめ、この小さな自分の部屋で息苦しさを感じていた。あまりにも自分の状況に嫌気がさし、新聞やテレビ、外の情報を何週間も絶ったこともあった。
今年一年、私を含め日本中が不安に駆られ、心身ともに疲弊した。
悩んでいる自分の思ったままに書くと誰かを傷つけてしまうそんなふうに思っていたから、今までnoteを始められなかった。
葉が黄色く変化し始めた頃。
部屋から見る外の世界に興味をもった。
今まで感じてこなかった季節のうつろいや、季節の行事、周りの学校に通う子供達の声を気にするようになった。
まるで、外の世界に憧れ、自然の変化に心を動かす平安時代のお姫様だった。
私達はスマホやテレビから娯楽を得られるが、昔の人々にとって癒しは四季の変化をみせる自然だったのかな。現代、日本古来の季節の行事の意味を忘れがちだが、祖先たちはもっとずっと周りに心を動かしていたはずだ。
そう思えるようになってきてようやく書く決心がついた。
私がこの状況下でプラス方向に精神を向けられたことはそれくらい。
最後に
「また、世の中は大変な時期に入っているけど、辛い時ほど笑っているんだよ。」
今年最後のおばあちゃんとの電話で言われたこと。
年末はたくさん笑えるものを見ます。笑って泣いて嫌なことも全部忘れるつもり。
個人的にはミラクルひかるさんの過去のものまね映像が一番好きです。
今年はほんに、のさん年やったけど、来年はきばりやっともんせ!
(鹿児島弁でした)
読んでいただきありがとうございました。
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