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牽引する とはなにか。

こんばんは、nageです。
建国記念日、いかがお過ごしでしたでしょうか。

今日は中学時代に経験した部長というポジションを通して、感じたことを書いていこうと思います。

実力のない部長

前回も書いたように、体力テスト最下位から始まった陸上人生ですが、中学2年の夏に部長を任されます。(いわゆるキャプテンですね)
これが本当に嫌でした。というのも、短距離の足の遅さは(も?)同級生で最下位。そんな人間が部長なんて格好がつかないと思っていたのです。
現に女子部はエースがキャプテン。そんな状態も比較され、部の中で信頼なんてありませんでした。
実際に短距離のエースと衝突し、部長を辞めたいと顧問に話したこともありました。

言われっぱなしは嫌だった

それでも部長を辞めることもできず。かといって言われっぱなしは嫌でした。当時は少しでも足が速くなれば周囲の目も変わるかと思ったのでしょう。練習外でスプリントや外周などの練習を積みました。この時もう少し効率よく練習すれば、もっと良い結果が出たと思うのです…。それはまたの機会に。
練習の甲斐もあってか、その年の秋にはスプリント力も向上。弱いチームではありましたが、リレーのメンバーに選ばれるくらいにはなりました。

勝てなかった最後の予選。それでも。

3年生になり、顧問の先生が変わると、チーム全体の雰囲気が激変します。この辺りのことはまたの機会に。
そして最後の地区予選。実力通りいけば県大会に進めるであろう個人種目で、まさかの取りこぼし。リレーメンバー4人の中で、唯一県大会に進めなかった苦い思い出があります。この時は凄い落ち込んだと同時に、次のキャプテンをどうしようかなと考えていました。そんな時、顧問から一言。
「サポートメンバーとして県大会組をバックアップしてくれ」続けて、顧問はこう言いました。
「このチームを引っ張ってきたのは君だ。結果を残せなかったかも知れないが、常に先頭に立ち、チームを1つにまとめてきたのは君の成長とやり続ける背中だ。私はまだ2ヶ月しかチームを見ていない。だが断言できる。今回の(県大会)メンバーが活躍するには君が必要だ。」 今でも心に残る一言です。

取り組む姿勢=牽引する

社会人になれぱ、巧みな話術や圧倒的な存在感でチームやプロジェクトを引っ張ることができる人も多いでしょう。しかし、根底にあるのはリーダーがどれだけ本気か。この人についていける!と思えるか。そこではないでしょうか。私の場合は背中を見せていた訳ではなく、むしろ支えられていたと思いますが、愚直に取り組んでいたことが吉になったと思います。牽引するという言葉は難しいですが、取り組む姿勢1つで牽引に繋がるのかもしれません。

今日は朝ラン5キロ、夕飯後の30分ジョグ
久々の2部構成でした。
それでは、また次の更新で。

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