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恩師 とはなにか。③

こんばんは、nageです。
人生で初めての確定申告を作成中。頭がパンクしそうなので、少し息抜きをば。
今日は3人目の恩師について、書いていきます。

高専陸上部の監督

最後の恩師。高専7年お世話になった、そして今でもお世話になる、陸上部の監督です。
前2人の恩師は「道を示してくれた」という感じですが、監督は「道を正してくれた」そんな恩師です。

(多分)褒められたことがない

前半3年間はまともに結果を残せませんでした。中2年間でちょっと結果が出て、後2年は後輩育成に重きを置きながら活動してきました。中2年は連続で高専生だけの大会(高専大会:詳細はまた後日にでも)の地区チャンピオンにもなりました。でもこの7年間で、記憶している限り褒められたことはないのです。笑
他に褒めてもらっている選手はいる。自分は同じことをしても褒めてもらえない。逆にハッパをかけられる。なんで?って思いましたし、意地になって絶対結果を残してやる!そう思っていたのも事実です。(なんておこがましい)
お察しの通り、これが先生のスタイルでした。褒めて伸ばす選手、ほっといて伸ばす選手、煽って伸ばす選手。上手く見極めながら指導されていたのです。修正点があれば声をかけてもらえましたし、自分から聞きに行けば、しっかりと対応してもらえました。脇道に逸れそうなとき、道を正してくれたのです。いま思えば何てことないのですが…。当時は若かったですね。笑

自分を好きなのはいい。だが。

そして今でも忘れられないのは、卒業の時にもらった寄せ書き。そこに書かれていた先生の言葉です。
「自分を好きなのはいい。だが頑張っている自分を好きにはなるな。」
「忙しくても忙しいというな。そういうヤツにはそれだけの仕事しか回ってこない。」
自分の中から無意識に出ているもの、回りに感じさせている負の部分。そこを先生は指摘してくださったのです。この2つは今でも意識している部分です。ちょっと気を抜くと「あっ、やばい」と思いながら気を引き締める。だから道を「正して」くれる言葉です。

見て判断する

色んなタイプがいる会社やクラブで、一辺倒のやり方ではハマる相手とハマらない相手がいるでしょう。ある診断では、人の性格タイプは4つに分けられるそうです。各々をしっかり見て、どう声をかけて、どう進めていくのがいいのか。そんな事がこれからは必要なのかと思います。

人生30年で3人の恩師にお世話になってきました。そしてきっとこれからも。私も誰かにとっての恩師(とまでは言わずとも意識される先輩くらいには)なりたいと思いつつ、このシリーズを終わりとします。

今日は100m×5本のウインドスプリント
10分ほどの軽めジョグでした。

それでは、また次の更新で。

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