奥の細道と東海道中膝栗毛
旅は、今も昔も人々の楽しみである。
奥の細道は、江戸から東北を回って北陸道を西へ進み、今の岐阜県大垣市まで松尾芭蕉が歩いた記録として書かれている。
この紀行文は、1702年に刊行された。
そして、100年後の同じ江戸時代に、十返舎一九が書いた東海道中膝栗毛が出版された。
これは、江戸から東海道を西へ進み、伊勢参りをしたあと、京都、大阪、四国、宮島まで行って、帰りは木曽街道を通り、安曇野、善光寺、草津温泉と順番に寄りながら江戸まで戻ってきたという。
昔の人のように、何ヵ月も旅に出るのは、お金も時間もたくさん必要だ。
いつ死ぬか分からないが、死ぬまでに毎年少しずつ歩いて、奥の細道ルートや、東海道中膝栗毛ルートを完成させるのも良いかもしれない。
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