おひるごはんのはなし

今日もまたお弁当をハンカチに包んで、お弁当袋にしまってぷらぷら振りながら家を出た。

前の会社の時もそうだったけれど、働く上での1番の楽しみはお昼の時間だ。勿論1番好きなのは給料日とボーナスの日。

朝からしっかり作るほど早起きはできないから、前の日の残り物と冷凍ご飯をチンして詰めるだけ。自分で作ったものを自分で詰めるから、わあ今日は何が入ってるんだろうという楽しみは無いけれど、それでも今日はあれとあれが入ってるなと考えるだけで午前中を乗り切れる。

そう考えるとずっとお昼の時間が好きだった。幼稚園の記憶は曖昧だけれど、かわいいピックで刺さったうずらとかちいさいおにぎりの入ったお弁当とかたまに出てきた黄色い入れ物に入っている給食とか。

小学校の時の揚げパンとかお楽しみ給食とか 

中学校の時の陶器の器で出てくる給食はなんだか大人になった気がしたなあ。

高校の時のお母さんが持たせてくれるお弁当とか学食のメニューとか土日半日練とか半日授業の時の丸亀製麺とかオムライスとか

大学の時の窓の近くで友達と宿題しながら食べたパスタサラダとか

前の会社で普段はコンビニのご飯かお弁当だったけれど、たまにご馳走になった中華とか沖縄料理とかイタリアンとか ベーグルサンドを作って持ってった時はもう楽しみで楽しみでなんでも上手く行く気がしたなあ。

転職活動中に彼氏と食べたパンケーキとか坦々麺とか餃子とか

土日に友達といくお洒落でおいしいランチもすき。なんならランチしよという言葉が既にだいすき。

明日は同じ部の人達とランチにいくことになった。全く土地勘のない場所なので、どこに連れてってもらえるのか今から楽しみだ。

それに料理の描写が細かい小説もとてもすき。