ムジラーへの道はまだまだ遠い

無印が好きな人のことをムジラーと言うらしい。世の中のムジラーさんたちと私はきっと真逆の生活をしている。白や紺、茶色で統一されたお部屋にちょっとした瓶とかも無印。きっと無印のお店をまとめて小さくしたのがおうちっていうところか。

対して私は見渡すだけでも、何色使ってるんですかという部屋に住んでいる。2人暮らしなので自分1人の色を出しすぎないようにと引越し前には思っていたけれど、結局色々な色で溢れている。ベッドの上にはぬいぐるみが並んでいるし。まあでも彼もシンプルにしよと言うタイプではないし、これが落ち着くからいい。

乳液が無くなりそうだったので、久しぶりに無印に行った。広い店内を歩くとすぐに見つかる乳液。棚に所狭しと化粧水と乳液が並んでいて、1本取るのが申し訳ないなと思ってしまうほど。無印って店内の空間スペースの使い方？がうまい気がする。インテリアの何者でもないけれど、見やすいし広々と感じられる空間は良い。ここはMUJIカフェもあったんだなと思いながら、店内を一周する。最後にMUJIカフェに行った時は、会社の先輩と社内のあれこれを話しながらバターチキンカレーを食べた。

せっかくなので、おやつコーナーも見る。そして迷わず選ばれるふぞろいバウム。焼き目や形でふぞろい認定されているらしいけれど、そんな感じがしない。ひとつにしておこうかと思ったけれど、せっかくだからふたつ手に取る。レモン味と宇治抹茶味。

そして色が溢れる店内とは正反対の色が溢れる家で、ふぞろいバウムをおやつに食べる。買ってきた乳液を洗面台の下にしまう。ムジラーさんや無印のような統一感には程遠いけれど、このちょっとごちゃっとした家が私には合っている。好きな無地をちょっと取り入れるところも。

ふぞろいバウムを食べましたよと食事管理アプリに入力する。一気に上がる脂質の欄。慌てて袋を見ると意外と高い脂質。2つも食べちゃったよ。でも食べごたえがあって美味しかった。また買いに行こう。