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霞ヶ浦〜東アジア〜

今日は言い回しの話です。

写真は、霞ヶ浦の帆曳き船の写真を取りに行った時のことです。

帆曳き船の写真を撮りに行ったはずだったのですが、あまりのべた凪で

帆を張ることができず、船が出ませんでした。

出発する前に電話したのですが、

相手が雨でなく、風なので、直前まで状況がわからなかったのですね。

船の予約はしてしまっていたし、出かけてみないとわからない。

で、現地に着いてみたら、タイトル写真の通り、無風。

ううむ。船が出ない。何しに来たんでしょう?

でも、気を取り直して、「この映り込みの綺麗な空と水の景色も綺麗だから

風景写真を撮りましょう。」ということになりました。


橋と天使のはしご-030237

そこで、です。

撮った写真を

「どこに行って撮ってきたの?

これ、どこの写真?」

と聞かれたら、

「アジアだよ」

と答えなさい。という話が出ました。

東アジア、と言った瞬間に、なんとなく変わってくる、背景とかストーリー。

詳細をぼかすと、奥行きが変わってきます。余白を作る。

帆曳き船は出なかったのですが、空が映り込んで、夕景が綺麗だからその写真を撮ろうということで

船に乗り込んで霞ヶ浦に出ました。


伴走船-030261


………アジアです。

みずうみ-030437


………アジアの夕景です。

みずうみ-030474



漁師船と夕景-030289


漁師船と夕景-030325

 

いつも何の気なしに使っている言葉も、

ちょっとした言い回しを変えるだけで見える景色が変わるのかもしれません。


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