見出し画像

ささやかながら、自分にできること〜寄付してよかったこと

タイトル写真は以前トルコへ訪れた時のもの。
ボスポラス海峡にかかる虹です。
夕食をとっていたら、海にイルカがいる!と聞いてレストランから出てきたら虹がかかっていました。

今、トルコ地震の報道に胸を痛めています。
トルコはとても親日的な国です。
トルコは、イラン・イラク戦争の時に、飛ばなかった日本の飛行機の代わりに、取り残された日本人を救出するために命懸けで飛行機を飛ばしてくれました。(このエピソードはNHKのプロジェクトX第135回「撃墜予告テヘラン発最終フライトに急げ」で見ることができます)
それは、1890年にオスマン帝国のエルトゥールル号が和歌山沖で台風に遭い、遭難した時に今の串本町の人たちが一生懸命救助したことが、今でもトルコの小学校の教科書に載っていてトルコの人はみんな知っているからなのよ、と旅行した時にガイドさんから聞きました。

そして次は、前回のトルコの大地震の時に、この時トルコ航空で救出された日本の商社の方が中心となって立ち上がり、トルコへ寄付を届けたのだそうです。
そうして、今度は日本の震災の時にトルコの方が手を差し伸べてくれました。

距離は離れているけれど、日本は友達の国…旅行した時、トルコの人は日本人だと分かるととても親切にしてくれたのです。

何か私にもできることはないかな…と思っていたら、Yahooでは、Tポイントでも募金ができることが分かりましたのでご紹介します。
クリックするだけで、簡単に募金することができます。
こんな風に、誰でも少しずつでも募金することができる仕組みを作ってくれているYahoo!さん、ありがとう、という気持ちになりました。



このトルコを旅行した時は、ちょうど「クルバンバイラム」というお祭りの時期でした。日本語に訳すと犠牲祭という名前です。
ガイドさんに聞いたところによると、この日はお祭り用に羊を買ってご馳走を自分の家用とご近所に配る用と、寄付したりするのだと言うことでした。みんなが少しずつ誰かのために分ける、と言うのはトルコでは普通の考え方なのだとガイドさんに聞きました。
ガイドさんは、大体自分の収入の10%くらいを恵まれない人のために使ったりするのが一般的で、自分は親戚の娘さんが大学へ行けるように援助するのだと言っていました。
ガイドさん自身も女手一つで二人のお嬢さんを苦労して育てたと言っていたのですが、「自分の力で働いて、娘を育て、今、人を援助することができることが、私のプライドです」と誇らしそうに言っていました。

この時の旅行では、誰かのために力になれることが、自分のプライドだ、と言う考え方がとても印象に残っています。

いつも日本へ助けの手を差し伸べてくれるお友達の国へ、ささやかながらでも力になれる自分であることが、自分のプライドです、と言えるように、と思っています。








#寄付してよかったこと


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?